【エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)】相談に乗ります
できること
合格したい方へ
おすすめの学習の進め方を実践してください。
おすすめの学習の進め方
エンベデッドシステムスペシャリスト試験では、試験ごとに求められる力が異なるため、それぞれに応じた対策が必要です。どの試験から取り組み始めても問題ありませんが、暗記中心になりがちな午前Ⅰ・Ⅱについては、直前期に詰め込んだほうが効率的だと思います。
基本方針として、「過去問を解くこと」 を軸に進めましょう。特に午後問題は、知識量よりも “考える力” が問われるため、参考書に頼るのは効果的ではありません。(あと受験者数が少ないためか、どこも他区分に比べて力を入れていない気がします。)
午前Ⅰ
- 直近5年分の過去問を2周する。
- 隙間時間を活用して、コツコツ進める。
- 余裕があれば、応用情報技術者試験の午前問題にも目を通しておく。(午前Ⅰは、応用情報技術者試験の午前問題からの抜粋で構成されてます。)
午前Ⅱ
- 直近5年分の過去問を2周する。
- 隙間時間を活用して、コツコツ進める。
午後Ⅰ
- 直近3年分の過去問を解く。
- 1問(大問)ごと集中して解き切ることを意識する。
- 2020~2022年度の午後Ⅱの過去問(※このころはまだ論述ではなかった)を解く。
- 1問(大問)ごと集中して解き切ることを意識する。
午後Ⅱ
- 論述対象について詳しく理解していなければ、読み手に伝えることはできません。このため、開発経験または使用したことのある組込みシステムについて詳しく振り返る・知る必要があります。以下はほんの一例です。
- どのような構成だったか?
- プロセッサ数、モータ・センサ類、コード行数等
- どのような仕様だったか?
- 対象とするユーザー、業務、実装機能等
- どのような開発体制だったか?
- チーム人数、ステークホルダ、開発工数等
- 以下の問題から論述できそうなテーマを探し、1本書く。
- 2023年度以降(※この年度から論述形式に変更)
- 2023年度以前のシステムアーキテクト試験・午後Ⅱ問3
(※この年度までSAでも組込みを扱っていた)
- ChatGPTを活用して論述内容・表現の幅を広げる。
IPAの試験は国語の問題なのか?
IPAの試験はよく「国語の問題だ」と揶揄されることがあります。実際のところ、試験問題には大きく分けて国語的要素と技術的要素の2つが含まれています。そしてエンベデッドシステムスペシャリスト試験では技術的要素と国語的要素の比重は半々くらいと感じます。
ただ、ここで誤解してほしくないのは、試験で問われているのは間違いなく技術者として必要な力だということです。技術者は技術力だけあればよいのではありません。ドキュメントを読みそれを正しく理解する必要があります。ドキュメントを作成し他者に正しく伝える必要があります。自分1人でシステムを開発しているわけではありません。IPAが求めているのはそのような実務に直結する能力です。
不安・心配がある方へ
一度ご相談ください。あなたの現状のレベルに応じた具体的な学習方法・計画等のアドバイスを提示します。相談は通話で30分~1時間程度を想定しています。
また相談後、試験までのサポートをご希望であれば、別途プランを用意します。サポート内容によりますが、月額5千~2万円を考えています。月単位ではなく単発の論述採点も可能です。
私の経歴と受験録
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後になりますが、私の経歴に触れておきます。私は主にJava, Javascriptを用いたWebアプリケーションの開発に携わってきました。そう、実は組込みシステム開発は未経験なんです。それでも私は3か月間の独学により2024年度エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格しました。
実は直前までプロジェクトマネージャ試験(PM)を受けるつもりでいました。ただ直前でIoT関連でエンベデッドシステムスペシャリスト試験てのもありだなとふと思いついたのです。そこで過去問を見て決めようと思い、ある過去問を見た瞬間、笑っちゃったんです。2022年度午後Ⅱ問1の図1があまりにもシュールだったんです。(おすすめの学習の進め方に沿って実施するといずれ見ることになりますが、先に図だけ見てもいいかもしれません。)そして他の問題も他区分に比べ、図が多く、全体的に問題が楽しそうだなと感じました。結局そんななんか楽しそうという漠然とした理由(IoTがうんたらとか言う高尚な理由ではなく!)でPMからESに変更しました。
申し込んでからは大変でした。特に午後Ⅱに至っては全く論述できませんでした。周りに組込みシステムに詳しい人などおらず、ネットで用語を調べたり、書店や図書館で関連しそうな書籍を探したりなど苦労しました。また論述するシステムを決め、骨子も考えれるようになった後も、実際に文章化するのが苦手で、なかなか論述を通しで書くことができませんでした。近年は便利なことにChatGPTを代表とする生成系AIで文章を肉付けすることができるようになり、それに救われました。
私が経験したような苦労も、サポートする人がいれば和らげることができると思います。私の経験をあなたに伝授し、あなたのエンベデッドシステムスペシャリスト試験合格のお手伝いをします。