【目次】

1. 徹底した実戦的サポート
2. よくある質問
3. マネー系ライターとプラン内容の詳細

徹底した実戦的サポート

クライアントから求められる知識や経験、スキルを身につけるための実践的なサポートを行います。「文章力」と「提案力」の強化をベースに、皆さんの状況に合わせたアドバイスをしていきます。

＜サポート6つの柱＞

1. 「文章力」
   正しい日本語で、わかりやすく伝えるスキルを養います。ウェブ制作会社や上場企業からの細かい要求にも対応できるようになります。
2. 「情報収集能力」
   原稿を書くためには、信頼性の高い情報が必要です。知識に頼ることなく、執筆前に情報収集しなければなりません。実習を通して、信頼できる情報源の特定と情報収集の方法を身につけます。
3. 「提案力」
   報酬を得るためには、ほかのライターとの競争に勝つ提案力が必要です。アピール文や提案文の作成だけでなく、クライアントとの交渉・契約の際の注意点・トラブルの回避方法など、これまでの経験をもとにアドバイスします。
4. 「SEO知識」
   ウェブライティングではSEOの知識も必要です。SEO対策を施した構成案の作成や執筆方法を身につけ、受注の幅を広げます。無料で利用できるSEOツールも紹介します。
5. 「図・表の作成」
   統計データを使った、図や表の作成方法を身につけます。無料ツールを活用して、ウェブ上で見やすい図表を作成したり、編集したりします。
6. 「WordPress入稿」
   近年、増えているのがWordPress入稿を条件とした案件です。ほとんどがビジュアルエディタによる入稿ですが、簡単なhtmlタグの仕組みも身につけます。

よくある質問

Q1. 知識ゼロでも大丈夫でしょうか。
A1. 「保険」や「資産運用」、「住宅ローン」などマネー系の多くは、生活に深い関係があります。興味があれば、誰でも詳しくなることが可能です。一方、「不動産取引」や「相続・贈与」などある程度の知識がなければ取り組みにくいテーマがあることも事実です。取り組みやすいテーマを選ぶとよいでしょう。

ライターを続けていると、知識のない分野をテーマにした原稿を依頼されることもあります。重要なことは、ウェブ上で情報を収集し、自分の言葉でまとめる力です。また同じテーマを書き続けると、知識を積み重ねることができます。この講座でもテーマを絞って実習します。

Q2. マネー系以外の記事でも大丈夫でしょうか。
A2. どのテーマでも求められるスキルはほとんど同じです。マネー系以外を目標にしていただいても構いません。

Q3. ビデオ通話での指導はないでしょうか。
A3. この講座ではあえて「チャットのみ」にしております。ランサーズやクラウドワークスでは、文字ベースでやり取りします。文字で意思疎通ができなければ、トラブルに発展することもあるでしょう。不便ではありますが、文字で相手に伝える練習を兼ねるためにチャットのみとしております。

マネー系ライターとプラン内容の詳細

マネー系記事では、おもにFP分野を執筆します。具体的には、「保険」「株・投資信託」「住宅ローン」「税金」「相続・贈与」「教育資金」「不動産投資」「不動産取引」「節約」などです。最近では、「暗号資産・NFT」の案件もみられます。

1 個々に対応したロードマップの作成

最初に拝見させていただいた原稿をもとに、今後の課題を明確にします。課題をもとにロードマップを作成します。マネー系の執筆に強くなることを主眼に置いておりますが、基本的には文章力を向上させ、案件を獲得することを目指します。

まずは正しくわかりやすい日本語で書くことを目指しますので、テーマはマネー系でなくても問題ありません。特に未経験者は得意なテーマで練習を積んだほうがよいでしょう。

私が教える内容は次のようなものになります。

指導内容

基本的に①～⑳を組み合わせて、相談しながらロードマップを作成します。2014年にランサーズに登録し、ランサーズだけで、800万円弱の報酬を得ています。アピールしたい点は、報酬額ではなく、これまで経験したことを指導内容に盛り込んでいる点です。

A　品質の高い原稿を仕上げる
①　正しくわかりやすい日本語で書く
②　説得力のある、客観性の高い文章を書く
③　漢字と平仮名の使い分け
④　WEB記事特有の書き方
⑤　図表の作成
⑥　情報収集の方法、信頼できる情報元
⑦　執筆者校正の心得
B　ライターとしての守備範囲を広げる
⑧　基本的なSEOの知識
⑨　構成案の作成
⑩　校正する
C　稼ぐ
⑪　プロフィール文や提案文を作成する
⑫　クライアントの選び方
⑬　取引トラブルを回避する
⑭　文字単価を上げる
⑮　知っておきたいクラウドソーシングサービスの仕組み
⑯　クラウドソーシングサービスで検索数・表示数を増やす
D　ライターサイトの開設
⑰　独自ドメインとサーバー
⑱　Wordpressの基本的な使い方
⑲　クラウドソーシングサービスでも活用できるポートフォリオの構築
⑳　フリーソフトでの画像の作成

マネー系でなければ、⑤は必要ないかもしれません。またテーマによっては⑥は重要視されない可能性があります。私自身、FP専門として活動しておりますが、FP以外のテーマでも依頼を受けたことがあります。

グローバルなソフトウェア企業で、文字単価が７円と高く、記事５本で10万円の報酬でした。文章力を評価されて契約に至ったので、マネー系でなくてもプランをご利用いただけると考えております。

2 各プランの位置づけ

プランを複数用意しております。各プランの位置づけを紹介します。

・【ベーシックプラン（単発）】WEBライターに関する簡単な相談
　おもに指導内容の①～⑮について、知りたいことなどございましたら、ご活用ください。
・【スタンダードプラン（単発・お試し）】記事診断
　現在の文章力を確認したい、今後の課題を知りたい、自分にあったロードマップを作成して指導を受けたい場合にご活用ください。すでにある記事か、新たに書いていただいた記事をもとに、修正点や今後の課題をレポートにします。
・【プレミアムプラン（継続）】メインプラン
　指導内容の①～⑮をもとにロードマップを作成し、指導いたします。
・【アフターサービス（継続）】
　プレミアムプランを受け、質の高い記事を書けるようになったあと、案件獲得などその都度アドバイスがほしい、原稿を見てもらいたい場合にご活用ください。

次に、これからチャレンジしてみようとお考えの人向けに、マネー系ライターの現状についてお伝えします。

3 FP資格がなくても採用される

ランサーズでは、頻繁にマネー系の執筆依頼が公開されています。マネー系の執筆に求められるスキルはFP資格保有だけではありません。２級FP以上を条件としている案件は少なく、さまざまな経歴を持つライターが応募しています。

たとえば、「株・投資信託」がテーマであれば、FPの資格を保有していなくても、投資経験があれば採用される可能性があります。クライアント側から考えれば、募集段階でFP資格に限定する必要はありません。そのため、FP資格を条件とする案件は少ない印象です。

ただし、FP資格保有が採用に有利である可能性は高いと思われます。私自身、「なんでも書ける」ライターではなく、マネー系に特化して活動しております。

4 マネー系ライターに求められるスキル

一定のスキルがあれば、マネー系記事の案件を獲得しやすくなります。文章を書くという意味では、ライターに求められるスキルに違いはありませんが、マネー系ライター特有の必要スキルもあります。

求められるスキルは、「客観性の高さ」と「わかりやすく伝えられる文章力」です。ランサーズの認定ランサーの多くは、この両方のスキルを身につけています。

客観性の高さ

マネー系記事には、根拠が求められます。そのため、納品する原稿には根拠を明示しなければなりません。特に2016年11月に閉鎖されたDeNA運営の医療系サイト「WELQ」問題以降、マネー系記事にも客観性を強く重視するようになっています。

マネー系の情報は変化しますので、知っていることでも最新情報を調査して、執筆しなければなりません。文章の言い回しによって、誤った情報として伝わる可能性も考えなければなりませんので、ある程度の経験が必要です。

わかりやすく伝えられる文章力

ライターとして活動しているにもかかわらず、意外に不足しているのが文章力です。特に初心者の場合、「主語に対する述語」「副詞の呼応」「接続関係」「並列関係」「多義文」「重複」で誤っているケースが目立ちます。

正しい日本語を使ったうえで、わかりやすく伝える文章力が求められます。

経験を積めば、だれでもライターで稼げる

最初はクライアントが求める記事を書くのは難しいかもしれません。書き慣れていなければ、書き始めるのも時間がかかります。しかし、何度も繰り返して執筆していれば、少しずつスキルが身につきます。

問題は、仕事を通してスキルを身につけられますが、スキルが不足していると仕事に結びつかないことです。二つのスキルを短期間で身につけられるようサポートするのが、私のメンターとしての役割だと考えております。