収戦道武術 一技塾:一つの技だけで基礎から奥伝までマンツーマンでオンライン・レッスンいたします!


できること
収戦道武術 一技塾 : 一つの技だけで基礎から奥伝までに至るカリキュラム
1 収戦道 (戦いを収める武術)の一技塾とは
一つの技だけで基礎から奥伝に至るまでを段階的に修行する場です。
中国武術の世界では、「千招を知る者より、一招に通じた者を恐れよ」という言葉があります。つまり、千の技を知る者より、一つの技に長けた者のほうが恐ろしいということです。それは、本物の功夫(カンフー)を磨けということです。功夫というのは、中国武術を正しく修行して得られる本当の威力のことです。
「武道家ブルース・リーの残した有名な言葉」
I fear not the man who has practiced 10, 000 kicks once, but I fear the man who has practiced one kick 10,000 times.
(1万種類の蹴りを1回だけ稽古した者など、私は恐ろしくも何ともない。私が恐れるのは、1種類の蹴りを1万回稽古した者だ。)
このように、「大人の稽古」という観点からすれば、術はシンプルな方が良い、欲張らず、シンプルに、ただひたすら練り込んでいく、それこそが「大人の稽古」です。
収戦道は、相手の攻撃に対して、こちらは一つの技の一撃で、相手を倒すことを流儀としています。故に、収戦道は千の技を知る者より一つの技に長けた者のほうが恐ろしいということを実践している武術流派です。
2 基礎
マインドフルネス:その定義と実践例
定義;「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価せずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」(なお、ここで「観る」とは見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である)【日本マインドフルネス学会】
実践例;マインドフルネスは,坐禅や ヨーガや気功といった身体的な方法が用いられます。つまり,心で 心を制御しようとするのではなく、身体で心を調えようという考え方です。調身・調息・調心です。このように瞑想的なアプロー チは、身体を調え、息を調えます。 そうすれば自ずと心が調います。 これはそのまま,武術に通じま す。武術は身体的なアートです。 術そのものは他者を制圧するテクニックですが 、稽古の中身は 、一 定の形 (型、套路)をひたすら練ることに尽きます。その際に最も重要な要素が「呼吸」です。このように武術は、身体と呼吸を観察し調える、そういう営みです。つまり、行為の本質としては瞑想そのものなのです。
(「Mindful Meditative Martial Arts、湯川進太郎」より抜粋)
坐禅(瞑想):意義と方法(坐禅の組み方と呼吸瞑想のやり方)
意義;武技を用いて命のやり取りをすることを本質とする武術において、戦いを収めるためには平常心を養うことが必須です。それは坐禅(瞑想)を通して身につけます。
方法:
[椅子または床に座る]
座り方に決まりはありません。椅子に腰掛けても床にあぐら.をかいてもOKです。ただし、深い呼吸ができるように背筋 が伸ばせる座り方をしてください。
[呼吸に意識を向ける]
肩の力を抜いてリラックスし、目は閉じるか半眼に。ゆったりと自然なペースで呼吸をし意識を呼吸だけに向けます。
参考動画:マインドフルネス瞑想 20分間
https://www.youtube.com/watch?v=SxstceULKUs
動禅(スワイショウ):意義と方法
意義;スワイショウは、甩手と書きます。これは日本語には無い漢字です。甩手というのは「手を振る」ほどの意味です。
方法;ですので、やり方といっても実に簡単、手を前後に振るだけです
https://www.youtube.com/watch?v=bXgFs9Caky4
立禅&揺(ゆり):意義と方法
立禅の意義;立禅は膝を少し曲げた状態で立ち続けるので足腰のトレーニングにもなりますし「禅」と付くだけあって精神修行にもなりますので一石二鳥です。
立禅の方法;膝を曲げた状態でじーっと立ち続けるため、足腰の遅筋やインナーマッスルに効いている感が尋常ではありません。
https://www.youtube.com/watch?v=lLyhLBZXzaQ
揺の意義;立禅が終わったら硬直した精神と肉体をほぐしてやらねばなりません。この動作を揺と呼んでいます。
揺の方法;揺の動作は、手の形、技術などの正確なやり方よりも立禅の延長として考え、気分を大切にして行います。
https://www.youtube.com/watch?v=HsgPk0R2Wlc&t=0s
這(はい):意義と方法
意義;立禅で得られた身体の中心を崩さないように行います。足腰は、粘る力・・・手は、触覚としての力を養います。
方法;地面を這うようにゆっくりと歩きます。足が地面につくかつかないかのギリギリのところで、ゆっくと歩みます。氣血を巡らせます。
https://www.youtube.com/watch?v=9NPxzqHC7cw
https://www.youtube.com/watch?v=RrsNj_6FpNM
https://www.youtube.com/watch?v=FrMfpHoMNA0
3 基本
構え(右構え、左構え):意義と方法
意義;呼吸力(統一力)を生み出すために必要な姿勢のあり方を 学ぶ最も基本的な訓練として、構えの稽古を取り入れてい ます。
方法;❶軸をまっすぐに保つ
❷体の中心線上に手・足・腰を乗せる
❸リキまずに正しい形を作る
❹気力を前に出す
といった要素を訓練する。
収戦道の自然体の口伝;
1 不動立ち(外八字立ち)。
2 両踵の間は拳3つ分、両爪先の間は拳4つ分開ける。
3 足指で床を力強く掴む。
4 体をグニャグニャにし、肩の力を抜く。
5 踵、お尻、肩甲骨、後頭部を一直線にする。
6 重心は爪先。膝を軽く曲げる。骨盤を直立させる。
7 目付けは相手の喉元を中心に相手全体を観る、遠くの山を観る様な感じ。
運足:意義と方法
意義;運足とはあらゆる攻撃に対して、体捌きができるような足運 びのことをいいます。
方法;https://www.youtube.com/watch?v=ZjyMjY-Mn7Y
拳統一力養成法:意義と方法
意義;呼吸も含む身体のさまざまな能力を総合統一した力を、客観的に素直に表す言葉として「統一力」という術語を用い、拳の統一力を養成します。
方法;逆三角前屈立ちで、息を吐きながら統一力を使って拳で柱 や壁を10秒間押します。
やわらげ:意義と方法
意義;やわらげとは、気流法・メビウスの環の舞の初歩の基本となる動きです。簡単に言うと、♾(メビウス、無限大)の環状に沿って律動的に動くことの中に実は、すごい「極意」が含まれているのです。<メビウスの環>によって、時空と の関係が変わり、気エネルギーを産み出す<間>が作用して、相手もさまざまに動くのです。 詳しくは「メビウス身体気流法、坪井繁幸著、平河出版社」をご参照ください。
方法;詳しくは、収戦道大全 part 3の23をご参照ください。
https://note.com/mondpaco/n/n954efb59e4ec
あまつかぜ:意義と方法
意義;螺旋状の動きと共に息を吸いつつ、その人の身に許容されたすまじいエネルギーを、再び螺旋状の動きと共に呼気に乗せて外へ一定の方向で発揮する身体操作法です。
方法;https://vimeo.com/509398343
調息功:意義と方法
意義;呼吸を整える身体操法です。
方法;まず、足を肩幅に開き、外八字立ちとなります。両腕を体側に垂らして、そこから左右両側から腕を上に挙げて行き、 額のあたりで止めます。ここまで息を吸いながら、かつ肛門 括約筋を締めながら、6秒で行います。そして、ここで2秒息を止めます。その後、両掌を下にして息を吐きながら、かつ臍下丹田に力を入れながら、12秒かけて両掌をゆっくり降ろし、最後は、最初の腰の両側に置きます。これを3セット繰り返します。なお呼吸は逆腹式呼吸法で行います。
発力:意義と方法
意義;発勁と同意。発勁(はっけい)とは、中国武術における力の発し方の技術のこと。
方法;https://www.youtube.com/watch?v=f2VBYlYl3ac
発勁の原理:https://www.youtube.com/watch?v=50kpbxIz6Ag
4 初級
拳振り当のその場立ち練習:意義と方法
意義;拳振り当の形を技化する。
方法;拳振り当の形をその場立ちとなって反復練習する。肩の力を抜いて腰のキレで打ち出すことです。真に肩の力を抜き切ったら、もっと肩は落ち、グニャグニャの骨無しの様な柔らかい身体の芯より、しなって拳が打ち出せる感じになります。そして相手の内部に拳がめり込んだところで気を臍下丹田に落とし、その衝撃を相手の内部に打ち込みます。
5 中級
拳振り当の切り返し捌き練習:意義と方法
意義;拳振り当を切り返し捌きの練習により腰のキレと瞬発力を養う。
方法;剣術の切り返し斬りの要領で反復練習する。
6 上級
拳振り当の入身練習:意義と方法
意義;拳振り当の技を入身で相手に当てることができるようにする
方法;相手の攻撃をギリギリで避けて入身で入り、当身を当てる練習を左右交互に反復して行う。
7 極意
「一之当」の形練習:意義と方法
意義;「一之当」とは禅(瞑想)の一種です。いわゆる「武禅または武術禅」と言われるものです。禅では、ただひたすらに坐禅をすることを「只管打坐(しかんたざ)」と言いますが、それを武術に当てはめたのが、「只管一之当」です。
方法;「相手が前に出て攻撃してくるときに発生するエネルギー」に自分の意識を合わせに行きます。この相手の攻撃エネルギーと合わせた状態から、自分は相手の攻撃を入身で躱し、つまり相手の予測を裏切るわけです。そうすると相手は不意打ちを食らい、こちらの攻撃が可能となります。
極意「一之当」については、収戦道武術 part 3の22をご覧ください。
https://note.com/mondpaco/n/n954efb59e4ec
一之当の四方捌き:意義と方法
意義;四方の相手に対して捌く。
方法;20分間反復練習します。
一之当の八方捌き:意義と方法
意義;八方の相手に対して捌く。
方法;20分間反復練習します。
8 奥伝 Ⅰ 極めの形(一之当+掌底顎当落とし):意義と方法は略。
9 奥伝 Ⅱ 自然歩行からの一之当:意義と方法は略。
10 奥伝 Ⅲ 一之当の掌舞(しょうぶ、シャドースパーリング):
意義と方法は略。
以上。
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