WEBプログラマのポートフォリオ作成にあたってこれだけはおさえておきたいこと
自己紹介はプロフィールがあるので割愛します。
ぼくは現在25歳、WEB業界でプロジェクトリーダー(以下PL)として活動しています。
まだ4年目なのにPLとかウソ、なんて言われるのは想定内です。
WEBプログラマになるためにポートフォリオを作成している方々に向けた、
ここだけはおさえておきたいポイントを解説していこうと思います。
これらを参考に、自分の強みをどんどん伸ばしていきましょう!!
得意分野を取り入れたポートフォリオにする
プログラミングスクールで作成できるポートフォリオは
どこで作成してもだいたい同じようなものになってしまいます。
最近では就職面接の際や請負の判断材料として、
プログラミングスクールのポートフォリオである場合、
それだけであまりいい印象を受けない、といった意見を持つ企業も少なくありません。
なぜだかわかりますか?
それは仕事を任せた際に本当にポートフォリオの用に
独自性あふれている(ような)ものがつくれるのかわからないからです。
実際にスクールに通った方にポートフォリオのアドバイスを求められることがありまして、
そのときに
「正直、ひとりでやるとなるとまだまだ不安が大きいです」
といったことを皆さん口にされているんです。
ではそれをどう解消すればよいのかと言いますと、
自分の得意な分野を発見して、それを盛り込んだポートフォリオにする
たったこれだけで作品の見方が大きく変わります。
自分の得意な分野であれば、発言しているときの熱意や真剣さは必ず聞き手に届きます。
得意分野があればそれ系の仕事をどんどんまわしていけるので、
仕事をもらいやすい環境が出来上がります。
そこで問題なのが、
どうやって得意分野を探すのか
ですよね。
大丈夫です、次の項目にそれを発見できる方法を書いておきます。
得意分野を発見する方法
自分が一番得意とする分野を発見するにはどうしたらよいでしょうか。
まず、WEB業界の業種を知るところから始まります。
WEBでの業種を下の項目にざっくりとまとめてみたので見てみてください。
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[WEB業種一覧]
デザイナー
WEBサイトの構成(配置や色など)を考える人。イラストを書いたりする人もいる。
マークアップエンジニア
デザイナーが考えたWEBサイトの構成をプログラミングしてシステムに落とし込んでいく人。
HTNL/CSSを主に使用します。
フロントエンドエンジニア
マークアップエンジニアが書いたコードに動きをつける人。(ex:ボタンを押したら背景の色が変わった、などなど)
Javascriptを主に使用します。
バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアまでの工程がなされた後、画面上では見えない裏側の処理を作る人(ex:データの保存などなど)
SQL/PHP or Ruby or Pythonを主に使用します。
インフエンジニア
WEBサイトが一般の人に見れるようにする基盤を構築する人。
補足:バックエンドエンジニアの工程まででWEBサイト自体は完成しているが、みんなが見れる状態にする人。
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イメージで良いのでどれが自分にあっているのかを考察するのがはじめのステップになります。
※イメージがいまいちできない方は他のサイトで色々と見てみると良いかもしれません。
ここで自分が興味ある業種は今勉強している内容と違うのでは...
こう思った方はすぐに現役エンジニアの方に聞いてみることをおすすめします。
もちろんぼくに相談していただければ、エンジニアになってからの目標や指標のアドバイスも合わせてできます。
とにかく、
方向性を間違えない
ということです。
※方向性を間違えたといって何があるわけではないですが、余分なお金と時間を割いてしまうのはもったいない!!
自分にあった業種を見つけられたら次のステップです。
いよいよ、自分の得意分野を探す方法になります。
これが一番手っ取り早い方法は
自分でアイデアを出したものを実際に形にしてみる
この作業で何がわかるんだと思う方もいるかもしれません。
それでも、これが一番効果が期待できるのです。
なぜ、そんなに効果が出るのかといいますと。
自分で調べて自分の思い描く理想を形にする
この作業をエンドレスで無意識のうちに行うからなんです。
ここでのポイントは
- 一旦ざっくりとしたものを制作する
- 何度もブラッシュアップ
この2つのみです。
ビジネスでよく使われる、PDCAサイクルと同じ要素を持って、
改善する部分を調べることでどんどん得意になっていくのです。
はじめは理想のものができませんが、ひとつひとつ改善してくことで、
自分の技術・知見に落とし込んでいけるのです。
こうして磨き上げた技術とポートフォリオを胸に、
いざ面接してみると、話せる内容に深みがでるだけでなく、熱意そのものが伝わります。
そして、ひとつ得意な分野ができてしまえば、意外と方向性が違うものにも転換できるのです。
なぜかというと、
デザイン・プログラミングで一番大切なのは、自身でアルゴリズムを構築できる力
だからです。
これさえあれば、初めての実装でもなんとか乗り切れるようになっていくのです。
さいごに
ポートフォリオ作成は自分の印象を最大限に伝えられる作品になります。
自分の熱意が伝わるものをこれからも追い求めてみてください!
キャリアについてそもそも不明点があれば、キャリア相談も受け付けていますので、
気軽にメッセージくださいね!
それでは、良いエンジニアライフを!