1.一番つらかった時期

PMというのはつくづく心が疲れる仕事だなーと時に思います。

プロジェクトの責任を背負い、顧客、メンバー、会社の上司、その他関係者に対処し、目標を達成していく事が求められます。

関係者からの不満に対処し、スケジュールやコスト、品質を保てるようにハンドリングし、かつ日々発生する課題やリスク潰しに対処していく事があるなんて、大変な仕事だなーと思う事も多いです。

ただ、その分、完了した時の達成感や喜びは達成したものでないと味わえないものなんですよね。だから私は長年PMをやっているのだと思います。

私のPM人生において最も辛かったのは今から5年ほど前の事でした。

当時、私はよーやく担当していたプロジェクトが一区切りつき、次案件の提案を一生懸命行っているところでした。

私の担当とは別の課でどうも相当なトラブルに見舞われており、根本的なてこ入れが必要という話が上司からあり、ひとまず土日に状況確認とヘルプができないかを現場に行って確認する事になりました。

土曜日に現場に行ってみるとその案件は相当まずい状況で本格的にテコ入れが必要な事がわかり、その場で私がPMになる事が決定してしまったのです。

その後、私は寝るまもおしんで週末も出金し事実の確認と状況の整理、リカバリ策の検討を行いました。

一方で顧客20人ぐらいから毎日、どうなっているんだ、どうするつもりだというようなお叱りを受け、それに対処しながら睡眠不足で対応を行ううちに、相当なストレスがかかっていたのだと思うのですが、手がふるえ始めたのです。

そーか、こうやって人は壊れていくのだなとまるで他人のように思ったのを今でも覚えています。

2.辛い時に何をするか?対処法は?

そんなつらい時に私が自分の立て直しのために行った事は、以下の3点です。

①よく眠る

睡眠は体の修復だけでなく、心の修復も行ってくれます。つらい時は時に乗り越えるために、睡眠を削りがちですが、それでは長期間安定したパフォーマンスを維持する事はできません。

トラブルプロジェクトは短期では片が付きません。

睡眠不足は、生産性も圧倒的に落ちるし(本当に落ちます)、問題解決のための判断能力もにぶりますので、安定した睡眠時間の確保は必須です。

②生活リズムはできるだけ一定に

①と一部共通しますが、人間がつらいのは、自分のリズムを大きく崩された時です。朝、決まった時間に起き、仕事の開始、終了時間も一定で、寝る時間を決まっていれば、安定したパフォーマンスを発揮する事ができます。

仕事が忙しいとなかなか難しいのですが、出来るだけ一定に保とうとする事が重要だと思います。

③過度に自分のせいと思わないようにする

PMは責任感が必要で、常に我事と思って、情熱を持って動く事がプロジェクトの成功につながりますが、過度に責任感を持ってしまい、自分で何とかせねば、何とかせねば、、、と思いすぎると、過重労働や睡眠不足、メンタルにも直結しかねません。

この時の私はまさにこの状態でした。

どんなに重要なプロジェクトであっても、所詮仕事、命をとられるわけでもないし、嫌だったら、職を変えれば良いぐらいの気持ちでやっていたほうが、冷静で淡々と粛々と判断や対応を行えて、却ってパフォーマンスが良くなります。

今回はここまでとしたいと思います。