Webライターのお仕事と言われて、どんなイメージを持っていますか?

「簡単そう」
「初期投資が必要ない」
「誰でもできそう!」
「在宅ワーク初心者にぴったり」

実は、こういう理由でWebライターの仕事を始める人はものすごく多いです。

でも、1年経たない間に辞めてしまう人がほとんどです。

理由は
・稼げない
・思うような文章が書けない
・イメージしていたのと違う
などなど……。

Webライターって、誰でも始められる・始めやすい仕事であることは否定しません。

でも、続けること・それで稼ぐことは本当に難しいんです。

もし安易な気持ちで「ライティング始めようかな~」って考えている人がいるならば、一度立ち止まって「ライティングでなければならない理由」を考えてみてください。

今回はWebライターの向き・不向きの話をしたいと思います。

主婦や学生はWebライターに向いている!←嘘です。

よく言われるのが「Webライターは主婦や学生にぴったりのお仕事!」なんてハナシ。でもこれ、嘘です。

あなたが主婦もしくは学生だったからといって、それだけでWebライターに向いているとは言えません。

曰く「読者の立場に立って文章が書ける」。
これは主婦や学生でなくてもできることです。

曰く「日中の自由な時間で作業ができる」。
主婦も学生もそんなにヒマじゃないですよね?

曰く「今までの経験を活かして執筆できる」。
これはジャンルやクライアントによります。

初期投資が必要なくて、自宅で空き時間にできる作業――それは正しい。でも、ライティングってそれだけじゃないんですよ。

文章を書くことを仕事にするのって、ラクじゃないんです。だって文章って、誰でもある程度は書けるものだから。

多くの人ができることで稼ごうとするのはラクなことじゃありません。

なのになぜそれが仕事として成り立つのか。

それは、
①一定のクォリティを保って
②幅広い読者に確かに伝わる文章を
③コンスタントに書き続ける
のは特殊スキルだからです。

Webライティングって、特殊スキルが必要な仕事なんですよ。

だからこそ、在宅ワークを始めようと思ったときに安易に「ライティングをやろう!」と行動を起こすのではなく、「どうしてもライティングでなければ稼げないのか」「他の在宅ワークではダメなのか」を自問自答してほしいんです。

「別にライティングじゃなくても構わないな」という人がライティングを始めた場合、その人の性格やスキルによっては書いても書いても稼げないセルフブラック状態になる可能性が非常に高いです。

じゃぁ、Webライターに向いている人ってどんな人なのよ?

私は、小学生のころから文章を書くことが好きで、幼いころは「小説家になりたい!」と思っていました。

で、高校の時に文芸部でいろんなものを書いて書いて書きまくっていました。

だからといって、「私には文章しかない! ライターになるんだ!」とWebライター一直線にきたかというと、そんなことはないです。

むしろ、「私程度の文章なら誰にでも書ける。これで食べていくのは厳しい」と思っていました。

でも、いろいろありまして(本当にいろいろありまして!)、社会復帰の一歩として地元企業のWebライティング斡旋に登録したところ「これ、天職かも!?」と思って今に至っています。

前置きが長くなりましたが、Webライターの仕事って、本当に向き不向きがはっきり出ます。文章にはその人のセンスや人柄が如実に出るので、向かない人は何をどうしても向かないし、向いている人は「え、こんなに楽しい仕事があっていいの!?」なんて思うかもしれません。

私が考えるWebライターの適正は次の5つです。

①文章を書くのが好きで、得意である

文章を書くのが好きor得意という人は意外と多いです。でも「好きで得意」という人はなかなかいません。
好きでない作業を続けるのは苦行ですし、得意でないことを仕事にするのは非効率的です。

②学生時代にたくさん本を読んだ

Webライターの武器のひとつってなんだと思いますか?
それは「語彙」です。
語彙……つまり、使える言葉の数が多ければ多いほど、スムーズに執筆できます。
語彙は一朝一夕では身につきません。学生時代からたくさんの本を読み、それを自分のなかにインプットすることでしか、身につかないんです。
たとえ今、本を読めない日々が続いていたとしても、学生時代の貯金は生きています。

③自己管理が得意

これはWebライターに限らずフリーランス全般に言えることだと思うんですが、自己管理が得意な人はこの仕事に向いています。
締め切りに間に合うようにコツコツ作業をする・体調管理をきちんとするというのは、フリーで働くにあたってとても大切なことです。

④既存の文章を自分なりにかみ砕いて理解し、それをアウトプットできる

Webライティングは、インプットとアウトプットの連続です。でも、インプットしたものをそのままアウトプットすることはできません。コピペになっちゃいますからね。
そうではなく、インプットしたものを一度かみ砕いて自分のなかに取り込み、それを的確にアウトプットするのが苦手な人には向きません。
簡単に言うと人にものを教えるのが得意・上手な人は向いているといえるでしょう。

⑤仕事の文章と趣味の文章を分けて考えられる

これは、それまで小説や詩、エッセイなどを書いてきた人に言えることなのですが、仕事と趣味の文章を混同してしまうことがあるんです。
解りやすく言うと、「私の文章を見て!」という気持ちが強くなりすぎる。
でも、ライティングの仕事で個性を爆発させるのはNGです。読者は誰が執筆したかにはほとんど興味がないんですから。
「仕事は仕事、趣味は趣味」そう割り切って、クライアントのオーダーに応えられる人であれば、ライティングを仕事もスムーズにこなせるでしょう。

ライティングでなければ稼げないのか……一度立ち止まって考えてみて

副業を解禁する企業が増えたり、ステイホームでおうち時間が増えたりして、在宅ワークを始める人はどんどん増えています。

時々「初心者でも簡単にできる在宅ワークはライティング」などと紹介されることがありますが、あれは半分本当で半分嘘です。

初心者でも始めやすいのは事実ですが、稼げるかというと厳しいのがライティングです。

もしあなたが今「在宅ワークはじめてみたいなぁ~。手始めにライティングとか!」と思っているなら、一度立ち止まってよく考えてみましょう。

「本当にライティングでなければダメなのか?」と。

こんな仕事がしたいとか、いくらくらい稼ぎたいとか、希望は人それぞれにあると思います。在宅ワークはそれを実現するための手段にすぎません。

だからこそ、いろいろな可能性を探ってほしいんです。

もしかしたら、ライティングよりもプログラミングに適性があるかもしれない。
もしかしたら、デザインなどのほうが得意かもしれない。

自分に合わない仕事を続けるって、すごく苦しいことだから――ぜひ、ライティングを始める前に、自分の向き・不向きについて考えてみてください。