必ず元気になる立禅&スワイショウ健康法をマンツーマンでオンラインレッスンいたします
できること
立禅&スワイショウ健康法とは
立禅と甩手(スワイショウ)という気功を用いて、健康な心身を獲得しようとする健康法です。やり方は、とてもシンプルですので、誰でも簡単にできます。しかし、その奥は深く、効果も大きいので、驚く人が多いのもまた然りです。但し、実践しなければ、その効果は絵に描いた餅です。とにかくやってみたら実感できるでしょう。それでは、以下、解説をしていきます。
スワイショウとは
スワイショウは、甩手と書きます。これは日本語には無い漢字です。甩手というのは「手を振る」ほどの意味です。ですので、やり方といっても実に簡単で、手を前後に振るだけです。
スワイショウのやり方
はじめに足を肩幅くらいに開き、膝を少し曲げておきます。重心は足の親指とその付け根に置きます。
腕を前後に振ります。前に振る時はだいたい肩の高さくらいまですが、肩が痛い方はおへその辺りくらいの高さでも良いです。
後ろに振る時は腰の少し後ろくらいで充分。腕の重みで自然に後ろに行くくらいの振れ幅です。
このとき、肩甲骨も腕に引かるので少し後ろに行きます。腕の振りにつられて体も前後に揺れます。リラックスして揺られるのに任せましょう。この前後のスワイショウは、健康のためなら1日10分(500回)で良いですが、疾病改善であれば1日1000回(所要時間20分)以上を目標とし、毎日行います。20分(1000回)を2回に分けて行っても良いです。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=bXgFs9Caky4
スワイショウの効果
続けるうちに肩や首周りがほぐれ、ゆったりした気分になってきます。両手を振るだけの事ですが、スワイショウは全身の強張り、力みを緩和し、血行や気の流れを良くしてくれます。
また、怒り・焦り・不安といった刺々しい感情を和らげますから、仕事のストレスも減ってきます。
武術の練習方法としては、身体の力みを抜く事で姿勢を正しく導き、気血の流れを良くする事で立禅の効果を増します。また、リラックスした柔軟な動きができる様になり、相手と対峙しても緊張しにくくなります。
この様に、スワイショウは健康法としても武術の練習方法としても、非常に簡単で効果の高いものです。
参考Webサイト:「万病に効くといわれている両手振り運動やってみた」
https://ameblo.jp/mayple-oak610/entry-12184904591.html
立禅とは
意義;立禅は膝を少し曲げた状態で立ち続けるので足腰のトレーニングにもなりますし、「禅」と付くだけあって精神修行にもなりますので、一石二鳥です。
方法;具体的なやり方は、以下の通りです。
- 両足を肩幅に開き、平行にして立つ。足指でしっかり床を掴みます。
- 重心を両足の「親指」と「親指の付け根」に置きます。
- 両足首を内側に軽くしめるようにします。(重要)
- 骨盤を直立させ、背筋を真っ直ぐにするとイメージします。
- 顎の下に気のボールを挟んでいるとイメージします。
- 両手を肩と心臓の間に置き、手の平と胸の間は30cm程開け、両手指の間も30cm程開けます。
- 肩の力を抜き、両肘の間に棒を一本入れるとイメージし、その棒の両端を両肘で軽く押さえるとイメージします。手首の下角(したかど)と上角(うえかど)でもの引っ掛けるように操作します。(口伝あり)
- 目付けは、前方斜め下45度方向を見ます、あるいは半眼にします。
- 体全体で「上下」の力を感じるようにします。(重要)(口伝あり)
- 壇中(というツボ)辺りの力を抜きます。
- 両膝前に丸太が一本横たわっているとイメージします。
- 後ろ腰のところに壁があるとイメージします。
- 両掌にある労宮というツボを臍下丹田に向けます。(重要)
- 踵と床の間に新聞紙一枚分の隙間を開けます。(重要)
- 臍下丹田に意識を置きます。
- 両腕で大きな気のボールを抱えているとイメージします。
- 呼吸は自然呼吸です。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=lLyhLBZXzaQ
https://www.youtube.com/watch?v=8AfqclLOjjk
立禅の効果
・足腰の遅筋とインナーマッスルが鍛えられる
・体軸がしっかりしてくる
・バランスの改善
・全身の協調
・運動神経や反射神経の向上
・速筋を使う神経が刺激され、動きが素早くなる
・リラックスの体得
・内臓の位置の正常化
・身体の内側に対する鋭敏な感覚
・気感を得る
揺とは
立禅から、ゆっくりと糸を繰るように腕を伸ばす、縮める。 立禅を継続すると身体中にバネのような弾力や波を受けたような抵抗感があらわれます。
それらの感覚は微妙なものでむやみに動くとすぐに消えてしまいます。この抵抗感を利用して全身の筋肉、関節、神経と意識が統合された状態を維持しつつ動く為の稽古が「揺(ゆり)」です。
この稽古は「静」から「動」へと移行していくものです。すなわち静をもって「気」を養成し、動をもって「気」を発揮するのです。立禅が終わったら、硬直した精神と肉体をほぐしてやらねばなりません。この動作を「揺」と呼んでいます。この「揺」の動作は、手の形、技術などの正確なやり方よりも、立禅の延長として考え、気分を大切にして行います。
◆注意点◆
禅を組めば身も心も自然に静に戻ります。しかし、禅が終ってすぐに飛んだり跳ねたりしたのでは何にもなりません。禅の気分を大切にしながら静から動へと移行していくことが肝要です。揺はこの意味において動への先がけとなる最初の動作ですから、特に気分を入れて大事に行う必要があります。
揺の気分は、大きな木を自分の方へゆっくり引きつけるような、そして押し返すような感じです。手の形ばかりにとらわれているとどこか不自然な揺になります。
揺はあくまでも立禅の一環としてあるので、立禅が自然に揺の動作に移行したと思えばよいのであり、別々に考えて動くと何の役にもならないです。揺は立禅の延長なのです。
揺のやり方
◆動作◆
立禅から手を静かに下げながら、足を伸ばして自然体で立つ。立禅から離れて揺の動作に移る時は静かに元にもどします。物を引きつけるように手を動かします。あまり意識的に腰を落したりしないで、できるだけゆっくりやるようにしてください。引きつけた手を前方へ力を入れずに、ゆっくり押しだす。以上の動作を10回繰り返します。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=HsgPk0R2Wlc&t=45s
揺の効果
立禅が終わったら、硬直した精神と肉体をほぐす効果があります。この「揺」の動作は、手の形、技術などの正確なやり方よりも、立禅の延長として考え、気分を大切にして行います。
詳しくは、下記のWebサイトをご覧ください。
https://note.com/mondpaco/n/naf9b5285c66a