以下は2023年に投稿した記事の再掲なので、技術、市場環境は今日のそれとは異なります。ですが、「技術トレンドをウオッチする視野は常に広く」ということの大切さを知るという観点からお読みいただければと思います。

以下の記事が目に留まりました。

ついに走り出す「水素燃料大型トラック」 ヤマトら4社が日本初 車両はトヨタ×日野
https://trafficnews.jp/post/125896

私自身の話ですが、私が担当する新規事業プロジェクトはBEV(Battery Energy Vehicle)、世に言う電気自動車、EVと呼ばれているものです。
それゆえ、電池で動かすものに一番フォーカスしています。情報に対するアンテナの感度はその領域に対して一番高くなっています。

特に、このところの論調はBEVがとにかく流行の最先端で、それに乗り遅れたわが国は...という論調ばかりが目につきますよね。

その一方で、水素? 世界のメジャーではないでしょ? 世界はBEVだよ。 まだ、水素?という論調が多く見られます。
(モビリティ以外のところ、エネルギー界隈では違うことが言われていますが、ここではおいて、モビリティ界隈を見ている方々を想定しています。)

ですが、今年、2023年に入ってから、BEV一辺倒に対する懐疑的な声が上がっていることに気づかれている方も多くおられると思います。

それに呼応するかのように、エネルギー界隈では、水素に対する注目度が上がっているように見受けられます。

それに追随するかのように、今回の記事 ついに走り出す「水素燃料大型トラック」 ヤマトら4社が日本初 車両はトヨタ×日野 が目に留まったわけです。

実は、大型トラックはFCV(水素燃料電池車)でないと無理だと、ずっと言われてきました。

記事に登場する企業各社はそんなことをわかっていて、外野が何を言おうと関係なく、地道に開発を続けてきたから、今日の発表に至っているということのはずです。

いかがでしょうか。

「技術トレンドをウオッチする視野は常に広く」が大事であることの具体例を挙げてみたつもりですが、どのように感じられたでしょうか。画像のタイトルを入れてください