新規事業おじさんのつぶやき Vol.217 「前に進む人に道は拓く」
以下の記事が目に留まりました。
新規事業でさまようあなたに伝えたい「前に進む人に道は拓く」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00515/062200008/
タイトルだけ見れば、そりゃ、そうでしょうなのですが、では、どうすればよいのか?
本文から、これは!と思ったくだりを見ていきましょう。
>「せっかく1歩目を踏み出したのに2歩目が続かない」
>1歩目を踏み出し歩み始めたのであれば、まず我々が向き合うべきは顧客であるはずです。
これ、意外に忘れがちなんですよ。ほとんどの方が罠にかかります。
ですので、罠にかかるものだと思って、自己点検することが大事だと思うことです。
先日、私に相談に来られた新規事業君、新規事業さんたちがこの罠にかかっていたので、「顧客に向き合いましょう」というお話をしました。
>「顧客と仮説の高速回転」、これを愚直に行うことなのです。
>ただ、この作業は当たり前の作業でありながら、実はそれができている人は思いのほか少ないのです。
これもその通りです。
私自身のやったことですが、昨年、2ヶ月間で160社の問い合わせページからアクセスして、60社の方々とお話しました。
それはもう途方もない「顧客と仮説の高速回転」でしたが、1年近く経った今になって、効いてきています。
>「せっかく2歩目で踏み込んだのに、3歩目でジャンプしない」
>それを乗り越えるには、「仲間の力を活用すること」が重要です。1歩目、2歩目と着実に歩んできたことで、誰が顧客で、何が価値で、本当に顧客は買ってくれるのか、そういったビジネスストーリーの基本的なところが固まったのですから、ここからは、手分けをして総力を挙げて前進するのです。
>だから、あなたが必要とする「その人」にたどり着くまで、日々の努力と信頼を積み重ね、信頼のつながりを構築している必要があるのです。そういった生態系を手に入れる努力を怠らなければ、必ず「その人」がたくさんいる「場所(人のつながり)」に行き着けます。類は友を呼ぶので、「その人」たちと一挙に会えるはずです。
今日、まさに、このことの大切さをかみしめているものであります。
その結果、何が起こるか?の実例をご紹介できるようにしたいものです。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

