新規事業おじさんのつぶやき Vol.294 縮小スパイラルが止まらない日本企業に必要な「価値創造」
以下の記事が目に留まりました。
縮小スパイラルが止まらない日本企業に必要な「価値創造」
AI台頭・予測不能な時代に重宝されるスキルとは
https://logmi.jp/business/articles/329588
さっそくなんですけれども、私のプロフィールです。新規事業開発専門のフリーエージェントって、あまり聞きなれないと思うんですけど。どこかの会社に所属するのではなくて、新規事業を立ち上げる時だけプロジェクトマネージャーみたいなかたちで入って。それが立ち上がったら運用は一切やらずに、どんどん新しい事業を転々としていく。
新規事業開発専門のフリーエージェント?いや、世の中にはいろんな方がいるのですねえ。
>こういう働き方は日本ではなかなかないと思うんですけれども、けっこうシリコンバレーとかはそういうかたちでやっている人も多いんじゃないかと思います。
シリコンバレーには多くいるぞと。
>私の場合は「アート思考」、自分起点で考える。それから「デザイン思考」、お客さんの視点で考える。そして「ロジカル思考」で論理的、客観的な視点でものを考える。この3つを使って、先ほどお話しした今までにない新しいビジネスやサービスを考えてきました。
「アート思考」、「デザイン思考」、「ロジカル思考」の3つ。確かにそうですね。
>(AIができるのは)既存の価値観の効率化なんですね。今すでにあるものからしか考えない。基本的にはAIは、いろんな情報をWeb上から拾ってきて、瞬時にそれに回答していくわけですけど、情報をベースにしてパターンからしか答えない。>ここで違いをまとめると、要は内発的動機。自分から「何かやりたい」という衝動を起点とした部分が人間のやってきたこと。そしてそれはアーティストが作品を自ら生み出していこうとするのと同じじゃないかと。>さっき見せたように、プロンプトを与えればAIは最適な答えを出してくるんですけど、今のところAIが自分から書いたりはしないところが、大きな違いですね。それを「妄想して作品を生み出していこう」とするのが人間のこれからの価値になってくると。
ちょっと長い引用ですが、AIにできないこと、人間にしかできないことを押さえておきたいですね。
>『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』という本の中に登場するニール・ヒンディさんが言ってるんですけど、「機械に職を奪われそうな人は、いかに創造的な仕事に就くかを考えなければならない」と。>これはAIとか機械に仕事が奪われるんじゃなくて、重要なのは分業だと思うんですね。人工知能は最適解、正解を作るものであって、ロボットはとにかく生産性(を上げて)ジャカジャカ作ってくれる。>人間の領域は、経験から「創造性」と「想像性」という2つですね。創造性(クリエイティビティ)と想像性(イマジネーション)です。(AIに仕事を)奪われるとか奪われないとかよりも、ちゃんと分業していけばいいんだってことなんですね。
AIと人間の分業についても答は出ているということですね。そうであれば、恐れるのではなく、やるべきことをやっていくことが大事だということですね。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

