以下の記事が目に留まりました。

大企業において優れた新規事業が空中分解するのはなぜか?
https://www.fashionsnap.com/article/2023-05-29/newbusiness-issue/

これは本当にあるあるです。では、筆者は何を述べているのでしょうか。

>社内新規事業組織の利点と課題
>従来の典型的な方法は、完全に社内の既存事業部門や新規事業部門で推進することだ。
例えば新規事業部門は、社内から事業アイディアや推進者を選び、ある程度アイディアを磨き上げたのち、その部門内で継続して推進するか、既存事業部門に活動場所や予算の出所を移して推進する。
この方法のメリットは、社内既存事業のリソース(人、技術、資金、販売ネットワークなど)を活用できることだ。

これはその通りですね。

そして、以下にデメリットが挙げられています。

>課題1:社内ルールに阻まれ検証・開発が止まる
>課題2:新規事業を的確にジャッジでするノウハウが不足している
>課題3:新規事業推進者の評価制度・インセンティブが整っていない

いかがでしょうか。心当たりがあることではないでしょうか。

そして、筆者が示している解決策は?その効果は?

>解決策としての「新規事業の社外切り出し」
>「社外に切り出す」効果
>効果1:社内ルールに縛られず、スピード感を持って進められる
>効果2:多角的な視点から事業判断ができるようになる
>効果3:事業推進者のインセンティブ設定がしやすくなる
>効果4:事業終了時にも、起死回生の一手となる

私自身、「社外に切り出す」という形の解決策を取ったことはないのですが、確かにあり得るなと思わされる内容でした。

今後は、「社外に切り出す」というオプションもあるのだという意識を持って、考えを巡らせる必要がありますね。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください