以下は2023年に投稿した記事の再掲ですが、今日においても、新規事業君、新規事業さんたちにお伝えしたいことです。
これらの気づきが新規事業おじさん®事業を立ち上げるきっかけになったものでもありました。

先日、しばらくぶりに、新規事業君、新規事業さんから、立て続けに、壁打ちミーティングの依頼をいただき、お話をうかがいました。

若い人たちは本当によく勉強されているということに感心する一方、やはり、折に触れて、このことを、繰り返し、繰り返し、伝えていく必要があるのだということを感じました。

5年後にどんな姿を実現したいのか

新規事業君、新規事業さんに限らず、この問いに即座に答えられる方は少ないという印象を持っています。

それは、ある意味、仕方のないことです。

目の前の課題にしっかり向き合い、取り組むことが大事ですから、努めて意識している方でも、「5年後にどんな姿を実現したいのか」というビジョンを忘れてしまっているということがよくあります。

今回、新規事業君、新規事業さんと話していて気づいたのは、無意識のうちに「話を端折っている」ということでした。

自分はすべてを見て、すべてをやっていますから、「5年後にどんな姿を実現したいのか」といったビジョンは「空気」のような存在になっていて、改めて、説明するまでもないことになっているのだということ気づきました。

一方、当事者でない方々はそんなことを知る由もありません。

新規事業君、新規事業さんがお話する相手は当事者でない方々です。
その「当事者でない方々」に理解していただくには、「5年後にどんな姿を実現したいのか」を踏まえて、だから、これをやるのですというメッセージを伝えて行かなくてはならないということです。

念のためですが、必ず、ビジョンから始まって、具体的な内容という手順を踏みましょうということではありません。ただ、これを意識して、話しましょうということです。

「5年後にどんな姿を実現したいのか」

折に触れて、定期点検したいものですね。画像のタイトルを入れてください