新規事業おじさんのつぶやき Vol.140 心理的安全性を具体化するユーモアの魔法3選 -「たたき台」をつくる人が一番エライ-
前回の続編として、以下の記事が目に留まりました。
心理的安全性を具体化するユーモアの魔法3選 -「たたき台」をつくる人が一番エライ-
https://thefilament.jp/ideation/5857
たたき台をつくるのは一般的にやりたくない仕事、貧乏くじ仕事になりがちだという話は以前の記事にも書いた通りです。
しかし、たたき台は新規事業や既存事業の改善提案など、チームにとって有益なアイデアの表明そのものであり、チームがより良い仕事をするためのきっかけです。
--> そうですよねえ。ですが、新規事業君、新規事業さんはそんなことを乗り越えて、「自分はやるのだ!」という思いを持って、手を挙げた....だけど、やっぱり、思いますよねえ。
で、記事では、この後、心理的安全性について触れています。
その後に、具体的な失敗事例が挙げられているのですが....う~ん、これを笑えるか? 唸ってしまいました。
>実際に僕が耳にしたことがある事例は以下のようなものです
チーム内で雑談会を開いても参加者が部長だけだった
1on1で部下が話をしてくれない
社内のSNSやチャットツールで書き込みする人がいない
>これらが発生している組織の内情を詳しく聞いてみると、ある共通点がありました。それはチームのコミュニケーション量が少ないということです。
そして、以下のくだり。そうか!と膝を打ちました。
>コミュニケーションコストが減っているのにコミュニケーションが増えないとすると、それはコミュニケーションを増やす理由がない、必要以上のコミュニケーションをするメリットが感じられないからだと思います。
この後、コミュニケーションを増やすためのユーモアの活用にフォーカスしたお話に記事では触れられていますので、ぜひ、お読みください。
本稿を読んでみると、社内組織の活性化にフォーカスした内容ではあるのですが、新規事業君、新規事業さんは「コミュニケーションをするメリットのない」相手にアプローチを重ねるということが仕事のかなりの部分を占めます。そういったことにも、何らかのヒントが得られるのではないかと思い、今回、ご紹介しました。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

