以下の記事が目に留まりました。

新規事業は提案制度だけでなく風土醸成へ 成功をもたらすポイント
https://www.projectdesign.jp/articles/d33f12c2-f01a-41c6-853c-e62be1c4b0d2

>今、「新規事業提案制度」は、ほぼ全ての大企業に存在し、中堅企業でも導入されつつある。しかし、「制度」を作れば、自然に新規事業の構想が生まれてくるものでもない。

これは本当にその通りですね。

>むしろ、逆に、事業構想に「取り組む社員/取り組まない社員」の二極化が進み、経営トップにとって予期せぬ「分断」が、社内に起こる企業も少なくない。

これも多くの現場で起こっていることではないでしょうか。

>トップの「表明」を受けて、新規事業提案制度に代表される「制度」が出来、そのための事務局組織、すなわち、新規事業支援の部署が立ち上がることが多い。これらは、風土醸成の第2段階である「仕組」段階といえる。

ここまでは、大体、何とか行くのですよね。

>「表明」「仕組」の2段階を経て、社内に挑戦や変革の萌芽が見え始める一方で、制度のみによる限界に遭遇する。制度を持続的に機能させるためには、別途、打ち手が必要なのだ。支援部署は、制度の設計・運用以外に、応募啓蒙イベントや、応募のための準備学習ワークショップなどを開催し、社員の興味や意欲を引き出し、新規事業へ自ら挑戦する「自発性」を促進する。いわば、第3段階の「仕掛」段階とも言えよう。

ここで苦労している現場は大変多いと感じます。ここのところの経験知が積み重なっていくと良いのですが、経験知の積み重ねができている!と言える組織は少ないように感じます。

この経験知の積み重ねについて、何かできないものかと思いますね。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください