新規事業おじさんのつぶやき Vol.280 新規事業のM&Aを行うメリット・デメリットと注意点!
以下の記事が目に留まりました。
新規事業のM&Aを行うメリット・デメリットと注意点!3つの事例も紹介
新規事業のM&Aを行うメリット・デメリットと注意点!3つの事例も紹介 | fundbook(ファンドブック)事業承継・M&A仲介サービス
新規事業を始めるのは、資金面や時間面など負担が多く、検討にも時間がかかるものです。ローリスクで新規事業に参入する手段として
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新規事業のM&Aは、売却企業側にも買収企業側にもメリットも多く、活用されるケースが増えてきています。
しかし、デメリットや注意すべき点を知らないまま、M&Aを進めてしまうと想定外の問題が起きてしまい、合意に至らずに話が流れてしまう場合もあります。M&Aを成功させるためには、実施する目的やポイントを知っておかなければいけません。
改めて取り上げるものでもありませんが、再度認識しておきましょう。
売却企業側のメリットとしては、下記の点が挙げられます。
・廃業を回避できる
・従業員の雇用の安定
・投資資金を回収できる
・企業や事業の基盤強化
・知名度やブランド力の向上
・売却資金の獲得
こうやって整理いただいているものを確認しておくのはよいと思うので、挙げておきます。
他にも、買収企業側には、下記のメリットが挙げられます。
・ローリスクで新規事業を始められる
・販路の拡大
・既存事業の強化
・他社との差別化
・優秀な人材の確保
・商品競争力の強化
・新規事業に効率的に参入できる
さあ、こちらはどうでしょう。
これらを求めることは間違っていないのですが。
売却する側、買収する側、双方にメリットがあるように、デメリットもあります。
以下で、買収する側のデメリットを見てみましょう。
・すぐに利益が出ない
・シナジーが生まれない
・負債を引き継ぐ恐れがある
当たり前といえば当たり前ですが、シナジーが生まれないという点については、事前に予見することが極めて難しいのではないでしょうか。
最近、私の周りでもM&Aの話が頻繁に聞こえてきます。
よくよく注意して、考えなくてはならないことがたくさんあるM&A。
ある日、突然、担当を命じられる可能性もあるM&A。
普段から備えをしておくのも良さそうに思います。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

