以下の記事が目に留まりました。

【How編】大企業の“現役”新規事業推進リーダーが語る「アイデアの落とし穴」
https://thefilament.jp/incubation/5225

本稿では2つのHowに対する気づきが取り上げられています。

それでは、順番に見ていきましょう。

How編①:綺麗にまとまったアウトプット
のっけから挑戦的な見出しで来ましたね~と思ったあなた。きっと、苦労を重ねてこられたことでしょう。
>コンサルティング会社が作る綺麗な調査レポートはそれだけで検討し尽くした感覚になってしまうからです。業界動向・市場調査・技術トレンドなどの網羅的な情報やユーザーアンケートの分析などが入っていると一見よく分かった気になりますが、そこに当事者の生の声や自分たちのWILLが反映されていなければ、ただの参考資料に過ぎません。

これ、わかっちゃいるけど...なんですよね。でも、注意しないといけないのです。

>綺麗にアウトプットとしてまとめることを目的化せず、アイデアの壁打ち相手として、またはファシリテーションの助っ人として参加してもらう方が良いのではないかと思います。

僭越ながら、「新規事業おじさん」の目指すところであります。

How編②:技術ドリブンの罠
>解決したい課題については後付けで、リモートワークではチーム内のコミュニケーションや一体感が希薄になるという仮説を立てて、Problem/Solution Fit(課題解決手段の検証)を試みたのですが、そもそも課題の対象となる「誰の」が抜けていますから、この課題があてはまりそうな顧客探しをすることになります。

あるあるです。「誰の」が抜ける。よくあるんです。

>ひょっとしたらそれは自社技術縛りで顧客不在の状態からPOC先の検討をスタートしたことが原因のひとつにあるのかもしれません。

いや~。これは耳が痛い。

なかなか、考えさせられることが網羅されています。
気になった!という方は、ぜひ、本文をご覧ください。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください