新規事業おじさんのつぶやき Vol.353 スマートフォンなどに使われるリチウムを再資源化する新しい技術を開発
(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
スマートフォンなどに使われるリチウムを再資源化する新しい技術を開発 弘前大学が新技術の特許出願
https://www.rab.co.jp/news/news108h252go6qcn9kqwdt.html
>弘前大学がスマートフォンなどに使われるリチウムを再資源化する新しい技術を開発しました。今までより高速・低コストで回収できる技術で、特許を出願しました。
>新しい技術を開発したのは弘前大学大学院理工学研究科の佐々木一哉教授のグループです。トヨタ自動車などと共同で研究を進め今月論文を発表しました。
産学共同研究の成果なのですね。
>リチウムを塩湖水から採取したり電池からリサイクルしようとする場合、一般的な装置は水溶液に1つの電源・2つの電極で電圧をかけ回収します。佐々木教授たちは2つの電源、3つの電極で電圧をかける新しい技術を開発しました。これによりこれまでより464倍の速度で回収できたということで、原理的には回収速度を無限に増大できるとしています。リチウムはスマートフォンや電気自動車の普及に伴い世界中で需要が増えているため高速・低コストで取り出せる技術として注目されています。
464倍とかいう数字だけに目が行きがちですが、電極、電源の数を増やして、速度を上げることの困難はなんとなく想像がつきます。それをどのようにしてクリアーしたのかが興味深いですね。
>弘前大学は特許を出願していて2、3年以内の実用化をめざしています。
2,3年以内ですか。だいぶ、実用化に近づいているということですね。これは楽しみです。

