新規事業プロジェクトを進めていく中で一番辛い時はいつだろうか?

改めて考えてみました。

答は「事業化まであと一歩」というところかなです。

それまで積み重ねてきたことがようやく形になってきて、最後の一歩、すなわち、最初の顧客になってくれるであろう相手との話し合いにかかります。

いけるかな?…と思っていたことが次々と裏切られる。
予想外のリアクションを受けて、途方に暮れる。

とまあ、いろいろなことが起こるのですが…同時に、まだなの?というプレッシャーも強まる。

自分のやってきたことは間違っていたのか。
そのことに気づいていなかったのは自分だけだったのか…
これまた、いろいろな思いが去来します。

では、どうするのか?

確かに、自分のやってきたことは間違っていたのかもしれません。

そもそも、100%正しいなど、あり得ないのです。

自分のやってきたこと、見方、考え方を顧みることは大事なことです。

ですが、それで固まっていて、解決するのか?ブレイクスルーできるのか?
できませんよね。

そうしたら、どうするのでしょうか。

これはもう、打てる限りの手をすべて打つ。

も~、これ以上出ましぇん…というところまでやり尽くすのです。

不思議なもので、やり尽くしたと思うと、次の日に、次の打ち手が…まだ、これがあった、これをやっていなかった…というものが出て来ます。

そうしたら、それをやるのです。

とにかく、これを繰り返します。

本当に、本当に、もうだめだ…矢折れ、刀尽き…って言いますけど、そんなの、なかなか来ないんですよ。本当にそうですからね。来ないですよ。

だからこそ、やり続けるのです。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください