先日、異業種企業連携による新規事業開発をリードされている方とお話する機会がありました。

自社が土地勘のない領域、市場で新規事業を立ち上げるために、異業種企業との連携が必要で取り組んでおられるのですが、なかなか苦労されておられると。

私自身も、異業種企業連携による新規事業開発に取り組んでいるわけですが、それはもう、大変なことの連続です。

いくつか挙げてみましょう。
・言語が違うために、言葉が通じない。同じ言葉をしゃべっていても、意味が違っていた。
・わかっているのかなと思いながら、話をしていたのに、実は、相手はわかっていなかった。
・そもそも、見ている世界が違う。見えている景色が違う。
・ビジネスに求める基準。特に、時間軸が違う。
.....
挙げていくと、まだまだ出てくるのですが、これ以上やると、単なる愚痴の吐露になってしまうので、このへんにします。

では、どうすればよいのか?なのですが、教科書的なことは、いろいろなところで触れられているので、それらを参考にしていただくことは大事だと思います。

ですが、それらを参考にしようと思って、いろいろ読んだけど....という悩みを抱えている方々も多いのではないかと思います。

やはり、これは経験知を積み重ねた人が、当事者の皆さんから個別のケースをうかがいながら、紐解いていくことが有効なのかもしれないと、最近、とみに思います。

もちろん、新規事業おじさんはそういうことができる人を目指して、日々、研鑽を重ねているものであります。

最近になって、新規事業おじさんにご相談に来られる方も出てきているのですが、ひょっとしたら、上記のようなことができるのではないか?ということを考え始めたところであります。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください