新規事業おじさんのつぶやき Vol.202 新規事業開発における顧客セグメントの設定方法とは
以下の記事が目に留まりました。
新規事業開発における顧客セグメントの設定方法とは
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00443/062100029/
顧客セグメンテーション...マーケティングの勉強をすると、最初の方に出てくる定番ですね。
なのですが、どこまで行っても難しいと痛感させられるものであります。
私自身も、本当に難しいと今も痛感します。
そんなことから、上記の記事が目に留まったのですが、何々....良い顧客セグメントを設定する際には3つのコツがあります...とな....これはどんなものか見届けてしんぜようではないかと思い立ちました。
>想定している課題の質に影響が出そうな変数を用いること
>基本情報や属性情報に関する変数と、心理的もしくは行動的な特徴や側面を捉えた変数を組み合わせてマトリクスを組むこと
>マトリクスを組む際は、2つの変数の相関関係がない、または弱いものを組み合わせること
なるほど。そりゃ、そうだ。
>より良いセグメントの定義が見つかれば、アップデートしていく前提で、まずは仮でもよいので決めてしまうことが重要です。
これは本当にそうです。私自身もこれをやってきました。
>法人における課題も、現場の担当者が抱える課題と、マネジメント層や経営層が抱える課題が異なる可能性もあります。これを考慮せずに単一の顧客の立場からしか課題を捉えられていない場合、大きな見落としをしてしまうリスクがあります。
これって、多くの人々がやるんですよ。自分の会社の中を考えてみてくださいということを申し上げたいポイントです。
自分の会社の中が一つの考え、意見だけで成り立っているのか?動いているのか?に思いを致せばわかることなのに、他社を見る時はなぜかそんな見方をしてしまいがちです。
>これらのプロセスを通じて、
誰が(顧客セグメント)
いつ、どんな時に(用途や場面)
どんな課題を感じ、抱えているのか(課題の詳細や構造)の仮説を立てます。その上で、
その課題は確かに存在するのか(課題の有無)
その課題は取り組む意義のあるものなのか(課題の質)
を、検証して明確にすることが「顧客と課題」の検証項目で目指すべきゴールです。
そして、全体観をまとめる時はこんな感じと。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

