メンターの私が感じている、メンティーさんの嬉しい質問と安心する回答のお話
みなさま初めまして。
koichiと申します。
MENTAでの活動はいかがでしょうか。
毎日たくさんの人がMENTAで質問をしたり、メンターさんを探していると思います。
が、その質問や状況の説明はしっかりと相手に伝わっていますか?
私は現役でWebエンジニアをしており、新卒の教育もしています。
新卒のサポートをしている時にたまに、
この人は
「何を知りたいのだろう」
「どこが分からないのだろう」
「何がしたいのだろう」
「言っている意味が分からない」
と感じることがあります。
少し厳しい言い方になりましたが、怒ってはいないですよ?笑
単純にそう感じているだけなので、私も質問を返して一緒に問題の解消をしているのですが、みなさんが書いている文章は相手にそう思われていないでしょうか。
今回は質問を受ける際に、私(たちメンター)が質問の内容に書いてあると嬉しいことを書いておきます。
参考にしてくれると嬉しいです。
・何の言語を使用(学習)して何年か←初めてチャットする人限定
・何の言語を使用しているのか
・何が知りたいのか
・何を解決したいのか
・何を試したのか
・試した結果はどうなったのか
・あなたの中でどうなることが正しいのか
まだまだある気がしますが、一旦これくらいですかね。
私はこういうことも知りたいよ!って内容があればコメントくれると嬉しいです。
あとは例も載せておきます。
◆もう少し情報が欲しい質問
スライダーのライブラリが動かないのでサポートをして欲しい。
◆ありがたい質問
〇〇というスライダーのライブラリを使用しているのですが、エラーがでており解決策が分からず困っております。
エラー解決のサポートをしていただきたいです。
表示されたエラー文
syntax error ... hoge hoge hoge hoge hoge
この様に、困っていることはエラーが出ていることだと分かりやすければ、メンターさんもサポートをするゴールが分かるので助かると思います。
良く言われる「具体的に質問をしろ」というのはこういうことだったのですね。(他人事)
逆に、分からないからといって適当に書き、「メンターさんが色々質問してくれるだろう」と思って送るのはやめてください。
とても困ります。
そういう時は、「今自分がどんなことで困っているか分からないので、一緒に状況の整理をしてくれませんか?」と言ってくだされば、私たちもそこからサポートすることができます。
また、相手からの質問に「はい」か「いいえ」で答えられる時は、自分の意見を伝える前に「はい」か「いいえ」で答えましょう。
サポートしている側もしっかりとサポートできたか不安になりますし、ここで認識の齟齬が起きると、後でおかしなことになります。
簡単な例を書いておきます。
質問:〇〇の機能は実装できましたか?
に対して、
◆不安になる回答
〇〇を修正して、〇〇を変更して、〇〇をしたらこうなりました。
◆嬉しい回答
はい、できました。〇〇を修正して、〇〇を変更して、〇〇をしたら想定している動きになりました。
の様なイメージです。
伝わりましたでしょうか。
メンターはなんでも知っているわけではありませんし、あなたが今学習している内容も知りません。
なので、自分が今何をしているかと、何に困っているかを具体的に相手に伝える力を、お互いに身につけていけたらなぁと思った今日この頃です。