API連携で入った会社は、重複排除されません

HubSpotでデータクレンジングが終わらない原因は、作業量ではありません。重複が再生産される経路が、開いたままになっていることにあります。とりわけAPI経由の追加には、会社ドメイン名による重複排除が適用されません。
HubSpotが重複を判定するキー
HubSpotが自動的に重複排除を行うのは、次の2つのプロパティです。
- コンタクト … Eメールアドレス
- 会社 … 会社ドメイン名
この2つに値がなければ、判定の対象外です。会社名は重複排除のキーになりません。 「株式会社ABC商事」と「(株)ABC商事」は、表記ゆれ以前に、ドメインが空であれば別のレコードとして作られます。
自動重複排除が効かない経路
API経由の追加
API経由で追加された会社には、会社ドメイン名による重複排除が適用されません。インストール済みのサードパーティー同期アプリも同様です。名刺管理ツールやMA、SFAと連携している場合、ドメインが一致していても新規レコードが作られることがあります。
手作業でマージした分が翌月には戻っているのは、この経路が開いたままになっているためです。
インポート
次のいずれも含まないファイルを取り込むと、各行がすべて新規の会社として作成されます。
- プライマリーまたはセカンダリーの会社ドメイン名
- レコードID
- カスタムの固有の値プロパティ
経路ごとに名寄せキーを決める
既存の重複を減らす前に、流入経路ごとの名寄せキーを決める必要があります。
HubSpotでは オブジェクトごとに最大10個まで、固有の値を必要とするカスタムプロパティを作成できます。法人番号のように一意性が担保される値があれば、インポート時の重複排除キーとして指定できます。
ただし、固有の値プロパティはフォーム送信ではサポートされません。 フォーム経由はEメールアドレスと会社ドメイン名で受ける前提になるため、経路ごとにキーを分ける必要があります。
まず確認すべきは、自社のポータルにどの経路からレコードが入っているかです。経路が分かれば、どのキーが効いていないかも分かります。

