実践ありきにこだわる理由
制作会社にはいってからの新入社員時代、もちろんやったことがないことばかりだった。当たり前だが、やったことないこどでも、やってみることで、やれることにかわる。
会社にはいって「メールフォーム作れる?」と聞かれたのが、最初のプログラミング体験だったと思う。
つくったことはなかったのだが、「やってみます」とそこではじめて調べながらつくってみた。
最初はわからないことばかりで苦戦。まわりに聞ける人もいないし、やばいと思いつつ、どうにか動かすことができて感動した。
こうして、メールフォームはできないことから、できることに変わった。次からはメールフォームをつくるのが僕の担当になった。
こうしてやれることを増やしていって今があるのだけれど、もちろん、そうやってチャレンジしてできなかったら責任が伴う。
未知の分野に踏み入る時は、やれるかどうかをまず1時間くらい調べてみて、
まず全体像をつかみ、道筋が見えない時はサポートをつけるか、別のやれる人にまかせるか、アウトソーシングするようにすればいい。
やってみてわかることがある
同じく制作会社時代に不動産会社向けのWEBサービスをつくっていて飛び込み営業を経験したこともある。
やってみて心が折れそうになった。とても嫌な顔をされる。
それでもあきらめず数をこなしていくと、とりあえず中に入って挨拶まではやりきれるようになってくる。このサービスはとてもいいものだし不動産会社にとって価値があるものなんだ!と思ってどうしたら伝わるかを考えた。
結果、営業には向いてないなということがわかったのだけれど、飛び込んでいくという心構えだけは自信をもつことができた。
やったことがないから・・・、無理だから・・・・と敬遠していてはずっとやれないままだし、やりかたを調べてからやろうとしても、調べるだけで終わることがある。
だから、まず、やってみる。
たいていの新しいことはすんなり行かないから壁にぶち当たるけど、調べながら解決していく時に自分の力になっていくのだと思う。
なんだ、最初からつくってみればよかった
ちょっと前からVue.jsを勉強したいなと思っていて、ちらほらWEBの記事を読んだり、Vueの本やドキュメントを眺めてた。
それで、なんとなくわかったつもりになってたけど実際に開発してみて理解度がぐっと上がった。
最初から記事を読む前に一回つくってみればよかった、と思った。
自分で書いて動かして納得して自分のものになる。所詮あたまの中だけでは真に理解したといえない。
だから技術書を買うのが先ではなく、まずつくってみるのが先のほうがいい。そこで調べながらつくっていく。参考に本や記事を読む。そうやって実践ありきでやっていったものは自分の力になる。