デザインレビューは、どういったところを見ているの?
MENTAをはじめて約2ヶ月が経ち、ありがたいことにデザインレビューのご相談をいただくことも増えました。その中で、お話しする内容に共通していることもありましたので、記事としてまとめてみます!
レビューはどんなところを見ているの?
レビューさせていただく際に見ているポイントは大まかに5つです。
①目的やターゲットに対しての整合性
②視認性、可読性が適正かどうか
③デザイン上のテクニカルな部分
④ “一般的” や “同業他社” との差異
⑤デザイントレントとの差異
基本的に制作者の意向を最大限に活かす形でレビューしていきます。
あれがダメこれがダメ、ではなく「このままの形でも良いかも」加えて言うならという視点でお伝えしていきます。
理由2つあって、大前提として「デザインに正解はない」ということと、制作者が「一番正解に近い」ということからです。目的(ゴール)に対して、より効果的に表現できる方法をお伝えできるように心がけています。
具体的に記載していきます。
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目的やターゲットに対しての整合性
レビューさせていただく中で一番重要な項目です。
クライアントの目的が【認知拡大】なのか【既存顧客へのアプローチ】なのか、ターゲット属性、利用が【バラマキ】なのか【長期掲示】なのかなど、それぞれに対して、制作したデザインがマッチしているかを確認していきます。
訴求ポイントにズレがある場合はその部分をお伝えしています。
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視認性、可読性が適正かどうか
ターゲットに対して伝えたい部分が「伝わる状態」になっているかを確認します。
文字サイズ、文字色、背景色とのバランスなどが見づらくないか、読みにくくないかを見ていきます。
バナーなど、サイズが小さくなると拡大して制作することもあるかもしれません。決して間違いではないですが、最終的には等倍でチェックすることをオススメします。加えて言えば、バナーの掲載先を想定して、掲載先であろうサイトに制作したバナー画像を乗せてチェックすると、リアルな見え方が確認できます。
恐らく、想像以上にみづらい、、と感じるのではないかと思います。
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デザイン上のテクニカルな部分
表現が上手く形にできない、などのご相談にお答えしていきます。
ちょっとした工夫で希望した表現ができることも多いです。
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“一般的” や “同業他社” との差異、デザイントレントとの差異
この2つはデザインの視野を拡げるために必要な項目です。
他のデザインとの差を明確にし、取り入れた方が良い要素を確認します。これは、デザインの根拠を強くする情報になります。クライアントに提案する際の自信にもなりますし、クライアントの納得度も格段に上がります。
トレンドが○○なので、訴求効果を最大化させるために、活かしたデザインにした。
トレンドが○○なので、競合と明確に差別化するために、違ったデザインにした。
実体験で感じたことですが、提案する際はこうした根拠をいくつも持っておくと承認を得やすいと考えます。
特にクライアントワークは、カッコイイものを作れば喜ばれるとも限りません。
そして、言われた要望通りに制作するだけでも喜ばれるわけではありません。
デザイン表現で不安な方は、上記5つのポイントをセルフチェックしてみてください!
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私がお伝えするメンタープランが気になった方は👌
コチラの一覧からご確認ください!テクニカルなノウハウに加えて、クライアントとのコミュニケーションなどについても具体的にお伝えいたします。
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