Microsoft 365 Apps for businessで必要なアプリだけをインストールする
4月からの新しい現場のお客様の都合で自分でMS Officeを購入する必要があったのでMicrosoft 365を契約することになりました。一番安かったのがお名前.comのだったのでそちらからの契約で丁度セール中だったので一年ライセンスで10,890円でした。
Microsoft 365をそのままインストールすると強制的にすべてのソフトがインストールされてしまって正直邪魔なので必要なものだけインストール出来るようにしました。
まず、Office Deployment Toolを公式サイトからダウンロードします。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49117
ダウンロードした
officedeploymenttool_13901-20336.exe
を実行してセットアップファイルを解凍します。
setup.exeと他にxmlファイルが3つ解凍されますxmlファイルは無視してください。
setup.exeがあるディレクトリに新しくdownload.xmlと言う名前でファイルを作って以下のxmlを記述します。
<Configuration>
<Add OfficeClientEdition=”64″ Channel=”Monthly”>
<Product ID=”O365ProPlusRetail”>
<Language ID=”ja-jp” />
</Product>
</Add>
</Configuration>
このxmlができたらコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してOffice365のインストールファイルをダウンロードします(事前ダウンロードした方がセットアップ時間が短く済みます)
setup.exe /download download.xml
ダウンロードが終わると実行したディレクトリに
Office
と言うディレクトリができます。
次にインストールしたOfficeのアプリを指定します。setup.exeがあるディレクトリにinstall.xmlと言うファイルを作って以下のxmlを記述します。ここではインストールしたくないアプリをxmlに記述するのがポイントです。インストールしたいアプリはコメントアウトにしているので自分の入れたいアプリに合わせて適宜修正して下さい。
<Configuration>
<Add OfficeClientEdition=”64″>
<Product ID=”O365ProPlusRetail”>
<Language ID=”ja-jp” />
<ExcludeApp ID=”Access” />
<!– <ExcludeApp ID=”Excel” /> –>
<ExcludeApp ID=”Groove” />
<ExcludeApp ID=”Lync” />
<!– <ExcludeApp ID=”OneDrive” /> –>
<!– <ExcludeApp ID=”OneNote” /> –>
<ExcludeApp ID=”Outlook” />
<!– <ExcludeApp ID=”PowerPoint” /> –>
<ExcludeApp ID=”Publisher” />
<!– <ExcludeApp ID=”Word” /> –>
</Product>
</Add>
</Configuration>
xmlを作ったら以下のコマンドを実行してインストールします。
setup.exe /configure install.xml
通常のフルインスールが約3.1Gに対して上記の設定だと約2.67Gになったので地味にSSDの節約にもなってます(笑)