Pythonによる勤怠管理 LINE botアプリ開発ガイド

学習教材の内容
この教材は、「プログラミングを勉強するよりも、アプリ開発を体験してみたい!」という方におすすめの教材です。この教材では、クラウドサービス「Heroku」の無料プランを利用し、勤怠管理をするためのLINE botアプリをpythonで開発することを通じて、アプリ開発に必要な知識・技術を広く獲得することを目指します。
そのため、pythonプログラムのロジックの詳細には触れませんが、プログラムやコマンドをコピペしながらアプリをつくっていただくことで、pythonプログラミングのほか、APIの実行、クラウド上のデータベース構築・SQL実行、デプロイなど、アプリ開発において重要なステップを幅広く学習いただけます。
それぞれのステップを深く理解することはできなくても、それら技術を概観し、実際に動くものをつくってみることでアプリ開発のたのしさを体感していただける内容となっております。作成したLINE botアプリはそのまま実際に利用することも可能です。
また、OS、データベース、Webサーバー、python はすべて Heroku 上のものを利用し、ローカルにはシェルの環境のみで学習をスタートしていただけるため、初学者の方にとって躓くことの少ない教材です。
この教材の前提知識
・基本的なシェルコマンドの操作(ls, cat, vi など。)
・SQLの基本的な知識(SELECT文、INSERT文など。)
・プログラミングの基本的な知識(if文、for文など。python以外でも可)
この教材の対象者
・プログラミング経験の浅い方
・pythonでかんたんなアプリをつくってみたい方
対応バージョン
なし(クラウド上のpythonを利用するため、ローカルにpython環境は不要)
学習教材のカリキュラム
サンプルPDF- 1. LINE API 設定
- 1-1. LINE Developers にログイン
- 1-2. プロバイダー作成
- 1-3. チャネル作成
- 1-4. チャネル設定
- 2. Heroku サーバー構築
- 2-1. Heroku アカウント作成
- 2-2. Heroku CLI インストール
- 2-3. heroku コマンドでログイン
- 2-4. アプリ用ディレクトリ作成
- 2-5. アプリ作成
- 2-6. Git リポジトリ初期化
- 2-7. アプリと接続
- 2-8. サンプルアプリの作成
- 3. LINE API から Heroku に接続
- 3-1. LINE API を利用する python プログラム作成
- 3-2. Heroku の環境変数に LINE チャネルのアクセストークンを設定
- 3-3. LINE チャネルに URL 設定
- 3-4. LINE アカウントにメッセージ送信
- 4. Heroku での PostgreSQL 構築
- 4-1. Add-ons 追加
- 4-2. ローカルに PostgreSQL クライアントを導入
- 4-3. CLI で Postgres に接続
- 4-4. ユーザー用テーブルを作成する
- 4-5. 勤怠管理テーブルを作成する
- 4-6. ダミーデータを member に登録する
- 5. python から PostgreSQL にアクセス
- 5-1. Heroku Postgres よりDB関連情報を確認
- 5-2. Heroku の環境変数設定
- 5-3. Python に PostgreSQL 用モジュールを追加する
- 5-4. ダミーデータにアクセス
- 6. 勤怠管理アプリ開発
- 6-1. ユーザーデータ確認
- 6-2. ユーザーデータ登録
- 6-3. 勤怠管理データ登録
- 6-4. 勤怠管理データ表示
- 6-5. 調整作業、今後の展望