初心者プログラマに贈る質問の仕方
はいどーも。ゆうさぬです。
先輩プログラマの方やメンターの方に質問するのって難しいですよね。
すぐ聞くと
「自分で考えろ」
って怒られたり
逆に全然聞かないと
「早く聞け」
って怒られたりしますよね。
そんな時は
・自分で考えても分からず
・ネットに答えがあり
・ネットで調べても分からない
という所まで問題を分析し
「なに」が分からなくて
「どう」して欲しいのか
を伝えると良いです。
どうしてそういう伝え方をすると良いのか説明していきます。
Step1. 自分が考えてわかるのか考える
まずは自分で解決出来る問題なのか考えましょう。
といっても分かりづらいので質問したい事が
「悩み」なのか
「問題」なのか判別しましょう。
「悩み」というのはハッキリした答えがないものです。例えば「ロジック」だったり「ファイル名」だったりです。こういう類のものは先輩に「相談」しに行きましょう。もちろん自分のアイデアはいくつか持っていきましょう。声を掛ける際に「相談なんですけど…」等と付けると相談と分かりやすくていいと思います。これは人のアイデアを借りたい時なので直ぐに「相談」しましょう。ネットで調べる必要はないです。
「問題」はハッキリした答えがあるものです。「エラーの対処法」だったり「サーバーのパスワード」だったり。ただ、こういった問題も答えがネットに落ちている問題と落ちていない問題があるのでその判断をする必要があります。次のステップへ行きましょう。
Step2. ネットで調べるべきか考える
次は質問したい事の答えがネットに落ちている(ある)ものなのか考えましょう。
答えがネットになければすぐ聞くべきです。答えは他の人の頭の中にしかありません。例えばサーバーのパスワードやプロジェクトのコーディング規約の中身とかですかね。これはいくら調べても無駄です。ネットにない情報ですからね。なので即座に聞きましょう。先輩も優しく教えてくれるはずです。
答えがネットにあると分かった場合は次のステップへ進みましょう。
Step3. 制限時間以内に調べる
STEP1でこの質問の答えはネットに答えが落ちてると判断出来たので調べましょう。
ただ、闇雲に調べても時間を浪費するだけなので制限時間を設けましょう。本当にざっくりでいいです。僕はだいたい30分とかにしてます。
制限時間を設けたら調べましょう。とにかく色々調べます。コツは英語で調べることです。シンプルにユーザーが多いので情報量が段違いです。Google翻訳を駆使して英語で調べましょう。
日本語だと答えが見つからないことも多いですが英語だとピンポイントで「そうそれが分からないんだよ!」みたいな答えがある事があります。
英語だからといって毛嫌いせずに英語で調べましょう。
制限時間内に答えが見つからなければ次のステップへすすみます。
Step4. 質問する
このステップまで到達した問題は
・自分で考えても分からない
・ネットに答えがある
・ネットで調べても分からない
という問題です。
つまりネットの代わりに先輩の頭脳を借りようということです。なので先輩の時間を取らせないよう聞きたいことを簡潔にわかりやすく伝えましょう。
コツは
「なに」が分からなくて
「どう」して欲しいのか
をハッキリすることです。
例えばAPIの使い方が分からずエラーが出る場合の質問で
「エラーが出ました。分かりません。」
というのは論外です。
何がわからなくてどうして欲しいのか全く伝わりません。しいていえばエラーを解決して欲しいという意図がギリギリ伝わるくらいでしょうか。
先輩はエラーの内容を聞いてソース見て分からなければネットで調べて…というあなたと全く同じフローを取らないといけません。質問の仕方を変えましょう。
「エラーが出ました。APIの使い方が分かりません。APIの挙動について教えてください」
という質問の仕方であれば先輩は「APIが分からない」という問題を「APIの挙動を教える」という方法で解決すればいいと分かりますよね。非常にスムーズです。
本当は起きた状態や調べた内容等もう少し詳細に情報を伝えた方が良いです。が、最初より遥かにマシです。
まとめ
つまり質問する際には
・自分で考えても分からず
・ネットに答えがあり
・ネットで調べても分からない
という所まで問題を分析し
「なに」が分からなくて
「どう」して欲しいのか
を先輩に伝える
ということです。
あとがき
いかがだったでしょうか。
この質問の仕方で怒られたことなんて全くないのでぜひ試してみてください。
ちなみにゆうさぬはこんなややこしいフローをふまないで適当に疑問丸投げでも丁寧に質問に答えてます✋
気軽になんでも質問したい、そんな方のためのMENTAだと思っているのでゆうさぬのプランでは完全初心者でもどんどん質問してくれてます。
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ここまでご覧頂きありがとうございました。