基本情報技術者試験のノート
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参考資料
令和 2 年度キタミ式イラスト IT 塾 基本情報処理技術者
基本情報処理技術者 過去問道場
試験概要
午前と午後の2つ
午前
特徴 | 内容 |
---|---|
問題数 | 80 問 |
出題形式 | 四肢選択式 |
選択方法 | 全問必須 |
解答時間 | 9:30 ~ 12:00 |
合格基準 | 60% 80 問中 48 問以上 正解 |
午後
特徴 | 内容 |
---|---|
問題数 | 問 1 ~問 13 |
出題形式 | 多肢選択式 |
選択方法 | 7 問を選択 |
解答時間 | 13:00 ~ 15:30 |
合格基準 | 60% |
出題分野
- テクノロジ系
- マネジメント系
- ストラテジ系
テクノロジ系
ハフマン符号化
- 可変長の符号化方式
- 出現確率が高いデータには短い符号
- 低いデータには長い符号を与える
圧縮を効率よく行う方法
- 注意点
符号化のビット列に全く同じ符号の並びが存在しないように
ある文字に対応する符号が
他の文字に対応する符号の接頭辞にならないように設定する。
文字 | 符号 |
---|---|
A | 00 |
B | 01 |
C | 10 |
D | (a) |
E | 111 |
001,010,101,110 のうち
(a) に入るのは "110"
1 と 0 のビット数の数が同じ
(1111 0000)2 = (240)10
2 の累乗を知っているかどうか
機械学習
コンピュータに大量の学習データを与え
数学的アプローチによって自律的にデータの特徴点を見出して
コンピュータに人間のようなパターン認識や分類能力をもたせる
AI の分野です。
教師あり学習、教師なく学習、強化学習などの学習方法があります。
記憶したデータから特定のパターンを見つけ出すなどの,人が自然に行っている学習能力をコンピュータにもたせるための技術
令和元年秋期
シュリンクラップ契約
Q.ソフトウェアの使用許諾契約が成立するのはどの時点か
ソフトウェアの入った DVD-ROM の包装を解いた時点
システムの移行計画
Q.システムの移行計画に記述のうち,適切なものはどれか。
移行計画書には,移行作業が失敗した場合に旧システムに戻す際の判断基準が必要である。
線型計画法
製品 X 及び Y を生産するために 2 種類の原料 A,B が必要である。製品 1 個の生産に必要となる原料の量と調達可能量は表に示すとおりである。製品 X と Y の 1 個当たりの販売利益が,それぞれ 100 円,150 円であるとき,最大利益は何円か。
原料 | 製品 X の 1 個当たりの必要量 | 製品 Y の 1 個当たりの必要量 | 調達可能量 |
---|---|---|---|
A | 2 | 1 | 100 |
B | 1 | 2 | 80 |
- point
- X と Y で連立方程式を立てる
- 生産量 X と生産量 Y を求める
- 生産量と 1 個あたりの販売利益をかける
うまく計算できると
X=40,Y=20 となるので
(100 40) + (20 150) = 7,000
データフローダイアグラム(DFD)
プロセスは〇で表す。
デイジーチェーン接続
Thunderbolt 接続コネクタが 2 口ある 4k ディスプレイ 2 台を
PC の Thunderbolt 接続ポートから
1 台目のディスプレイにケーブル で接続する。
さらに,1 台目のディスプレイと
2 台目のディスプレイとの間を
ケーブルで接続する。
- point
- PC を起点とする。
- 複数の周辺機器を直列で接続する。
ビッグデータの活用
蓄積した静的なデータだけでなく
Web サイトのアクセス履歴など
リアルタイム性の高いデータも含めて処理の対象とする。
ビッグデータが持つ特性として「3 つの V」があります。
-
Volume … データ容量
膨大なデータ量 -
Variety … データの多様性
テキスト、画像、音声といった多様な種類・形式のデータを含む -
Velocity … データ生成速度・頻度
SIEM(Security Information and Event Management)
通称「シーム」
OS、データベース、アプリケーション、ネットワーク機器など多様なソフトウェアや機器が出力する大量のログデータを分析する。
異常があった場合に管理者に通知したり
対策を知らせたりする仕組みです。
- 日本語では -セキュリティ情報およびイベント管理と訳されます
再帰関数
リカーシブファンクションともいう。
関数自身が自身を呼び出すことで処理を反復することが可能
関数呼び出し時はスタック領域を消費する為
注意して使う必要がある。
合わせ鏡がよく例えに挙げられる。
よくある関数が n+(n-1)...合計値 S の計算
1 秒間に実行できる命令数
- 前提
- 1GHz のクロックで動作する CPU
- 機械語の 1 命令を平均 0.8 クロックで実行できる
- 単位が万回
1 (GHz) / 0.8 (クロック/1 命令) = 1.25
1.25 (1000 1000 1000)
=1250 (100 * 10000)
万は 10000
A.125,000 万回
進数計算をする関数
10 進数の値から 2 進数の値を計算する。
結果が 0 に近づくまで割る。
50 の場合
50 / 2 = 25 ... 0
25 / 2 = 12 ... 1
12 / 2 = 6 ... 0
6 / 2 = 3 ... 0
3 / 2 = 1 ... 1
1 / 2 = 0 ... 1
入力値 J,進数 n,結果を a,余りを mn = J mod n とすると
J / n = a ... mn
J = a
J / n = a ... mn+1
.
.
.
SQL
WHERE 句 … 条件を指定してレコードを絞る
GROUP BY 句 … 指定した属性でレコードをグループ化する
HAVING 句 … 条件を指定してグループを絞る
ORDER BY 句 … レコードの表示順を指定する
-- point
グループ化したときの条件式には WHERE 句ではなく HAVING 句
テスト
命令網羅
全ての命令を少なくとも 1 回は実行するテストケースを設計する。最も網羅性が低い設計方法
判定条件網羅(分岐網羅)
全ての分岐について分岐先の全ての経路を少なくとも 1 回は実行するようにテストケースを設計する
トランザクションの状態
五つの状態(アクティブ,アボート処理中,アボート済,コミット処理中,コミット済)
アクティブ
トランザクションを処理中の状態
アボート
トランザクションの途中で処理を強制的に中断してトランザクションをロールバックする処理
コミット
トランザクションの一連の処理が成功した際に、その結果を確定させる処理
-- point
abort は英語で「中止になる」という動詞
トランザクションが abort 中にコミット済みになることはない。
バランススコアカード(Balanced Score Card、BSC)
企業のビジョンと戦略を実現するために
「財務」「顧客」「内部ビジネスプロセス」「学習と成長」という 4 つの視点から業績を評価・分析する手法です。
平成 30 年秋期
キャパシティプランニング
情報システムの設計段階において
現状の最大負荷だけでなく将来予測される最大負荷時にも
サービスの水準を維持できるような設計を検討することです。
検討は、CPU の性能や回線の速度などに加えて
経済性や拡張性も対象になります。
キャパシティプランニングを行うことで
適切なハードウェアを選定し、最適な投資ができます。
キャパシティプランニングの実施は一般に次の手順で行います。
1.現行システムをモニタリングし現状の処理能力を把握する
2.将来的に予測される端末の増加、利用者数の増加などを分析する
3.2.の分析結果からシステム能力の限界時期を予測する
4.新たなシステム構成で実現すべき
性能要件から必要なハードウェア増設を検討する
- point
- 現行システムをモニタリングすることがから始める
- 処理件数などの今後必要とされるリソースを測る為の基準をつくる
- 最後に見直し
プログラムのコーディング規約
領域割付け関数を使用するときは
割付けができなかったときの処理を記述する
メモリを確保して処理を行う場合は必ず、そのメモリが
確保されているかを確認する。
DNS の役割
ドメイン名やホスト名などと IP アドレスとを対応付ける
- point
- DHCP,RPC,NAT,NAPT の違いを言えるようにしておく
ラウンドロビン方式
実行可能状態となった順に従って
タスクに一定の CPU 時間(タイムクウォンタム)ずつ与えていく
タスクスケジューリング方式
-
point
- 要は均等に行う。処理が完了しなければ後回し
-
関連ワード:
- 処理時間方式
- イベントドリブンプリエンプション方式
- 静的優先順位方式
SOA
Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ
業務上の一処理に相当するソフトウェアで実現されている機能や部品を
独立したサービスとしそれらを組み合わせ連携させる。
言語やプラットフォームに依存しないでシステムを構築するという手法
-
point
- 機能単位の組み合わせでシステムを設計する
- ソフトウェアコンポーネントの再利用や機能の入替えがしやすい
-
関連ワード:
- エンタープライズアーキテクチャ
- DOA
- 構造化プログラミング
AI における機械学習
記憶したデータから特定のパターンを見つけ出すなどの
人が自然に行っている学習能力をコンピュータにもたせるための技術
関連ワード:
人工生命
エキスパートシステム
EdTech
CIO
Cheaf Infomation Officer
情報管理,情報システムに関する戦略立案及び執行を
統括する最高責任者
CEO
経営戦略の立案及び業務執行を統括する最高責任者
CFO
資金調達,財務報告などの財務面での戦略策定及び執行を統括する最高責任者
F は Financial の F
CTO
自社の技術戦略や研究開発計画の立案及び執行を統括する最高責任者
モジュール結合度
データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 < 外部結合 < 共通結合 < 内部結合
の順に結合度が弱い。
データ結合は独立性が高い
IT 投資評価の事前評価
投資目的に基づいた効果目標を設定する。
実施可否判断に必要な情報を上位マネジメントに提供する。
スプーリング
主記憶装置と低速の入出力装置との間のデータ転送を
補助記憶装置を介して行うことによって
システム全体の処理能力を高める。
技術進化過程を表すもの
技術の S カーブ
セキュアブート
PC の起動時に OS やドライバのディジタル署名を検証する。
許可されていないものを実行しないようにすることによって
OS 起動前のマルウェアの実行を防ぐ技術
手続型言語のコンパイラが行う処理
ソースコードから目的プログラムにたどり着くまでの順序
字句解析
構文解析
意味解析
最適化
監査報告書に記載すべきもの
重要なメディアを運ぶ場合は
メディアトランクやメディアケースなどの堅牢で
セキュリティが保たれた容器にバックアップ媒体を収める。
連関図法
複雑な要因の絡み合う事象について
その事象間の因果関係を明らかにする方法である。
親和図法
収集した情報を相互の関連によってグループ化
解決すべき問題点を明確にする方法である。
系統図法
目的・目標を達成するための手段・方策を順次展開
最適な手段・方策を追求していく方法である。
PDPC 法
事態の進展とともに様々な事象が想定される問題について
対応策を検討して望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。
アンチエイリアシング
ディジタル画像の物体の輪郭に
現れるピクセルのギザギザ(ジャギー)を
なめらかに見せるため
背景の画素値と平均化処理をして描画する CG 技法です。
テクスチャマッピング
3DCG 表面に模様のついた壁紙のようなものを
貼り付けることで質感を向上させる技法です
バンプマッピング
ポリゴンで表現された 3DCG モデルの表面に
揺らぎによる凹凸情報を加えることでより
自然な細やかさを表現する技法です。
IDS
IPS とよく間違えやすい
サーバやネットワークを監視し
侵入や侵害を検知した場合に管理者へ通知する。
アローダイアグラム
作業の順序関係を明確にして
重点管理すべきクリティカルパスを把握する。
ガントチャート
作業の日程を横棒(バー)で表して
作業の開始や終了時点,現時点の進捗を明確にする。
WBS
作業を階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。
自然言語インタフェース
コンピュータとの対話を行うインタフェース技術のひとつ
- point
- 人間同士の会話のように自然言語を用いる
RFID
- point
- 汚れに強い
- 記録された情報を梱包の外から読むことができる
- 非接触型
LTE
LTE の仕様は
3GPP(3rd Generation Partnership Project)にて標準化されました。
MDM(携帯端末管理)
企業や団体が自組織の従業員に支給する
複数のスマートフォンやタブレット端末を
遠隔から一元管理する仕組みのことです。
MIME
ASCII 文字しか使用できない SMTP を利用したメールで
日本語の 2 バイトコードや画像データを送信するための仕組みです。
MIME に暗号化とディジタル署名の機能を付け
電子メールの機密性と完全性を高めたものを S/MIME(Secure MIME)といいます。
クイックソート
n 個のデータをある基準値以下の値のグループと
基準値以上の値のグループに分割
更にそれぞれのグループで基準値を選んで
二つのグループに分割するという処理を繰り返して
データを整列するアルゴリズムです。
基本挿入法
既に整列済みのデータ列の正しい位置に
データを追加する操作を繰り返していく方法である。
基本選択法
データ中の最小値を求め
次にそれを除いた部分の中から最小値を求める。
この操作を繰り返していく方法である。
基本交換法
隣り合ったデータの比較と入替えを繰り返すことによって
小さな値のデータを次第に端のほうに移していく方法である。
※バブルソート
JIS Q 27001 に基づくリスクマネジメント
リスクアセスメントを実施する前にリスク受容基準を確立する。
リスクアセスメントに含まれるリスク評価プロセスでは
リスク分析の結果とリスク受容基準を比較することになっている。
プライバシーセパレータ
同一の無線 LAN に接続された子機同士の通信を禁止する機能です。
店舗内 Wi-fi や公衆無線 LAN サービスのように見知らぬ
他人同士が同じ無線 LAN に接続する場面で
利用者のセキュリティ保護のために設定されます。