(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

大学と宇宙スタートアップが手を組む理由—輸送系3つの成功事例
https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column/c2312_1.html

>誰でも宇宙を目指せる時代だ。サラリーマンが趣味で人工衛星を製作して打ち上げ、中学生が衛星を使ってマイハザードマップを作る。宇宙を「どう使おうか」考え、参入するスタートアップは増え続けている。
>だが、まだ敷居が高いのがロケットなどの「輸送系」だ。開発上避け難い失敗という「死の谷」を乗り越え、ビジネスが軌道に乗るまで長い時間と膨大な資金が必要になるからだ。

ロケットって、大変なんですね。

>それでも、輸送系がなければ宇宙活動は始まらない。輸送が宇宙ビジネスの鍵を握ることは米SpaceXの躍進を見れば明らかだろう。日本でも国の資金を輸送系企業に投入すると同時に、技術支援も行おうという流れが加速している。それに加え、大学とスタートアップが手を組む「産学連携」が好循環を生み出している。両者にとってのメリットは何か、課題は?

なるほど。ここでも大学とスタートアップの「産学連携」があるのですね。

>特色はIST社と室蘭工業大学が「包括連携協定」を結んでいること。ターボポンプだけでなく、燃焼器の金属材料の研究など特に難易度の高い部品を中心に、包括連携協定の中で複数の教員と様々なテーマで連携を進めている。新しい材料開発には10~20年かかる場合もあるというから、時間勝負のスタートアップには大きなメリットだろう。また学内にはISTエンジニアが駐在するラボがあり、コミュニケーションがとりやすい環境が整備されている。

時間軸のずれによるギャップを産学連携で埋めているということですね。

>「大学は教育機関でもあり、将来宇宙業界で働きたい学生が多数いる。『学生の幸せが教諭の幸せ』が信念。学生が実際の開発現場に携わることができる環境が、とてもいいと感じている」

『学生の幸せが教諭の幸せ』が信念。 いいですねえ。

>「宇宙産業を考えたとき、米国のSpaceXはものすごい勢いでのび、火星に人を送ると宣言し技術開発が進んでいる。どうして日本はできないのか。民間の力を伸ばさないと難しいのではないかという思いを年々強くした。JAXAにいても色々なことができるが、自分も民間企業のプレイヤーとして民間をのばすことで若い人たちの受け皿を作ることができるのではないかと思った」
>「きれいごとではない。技術以外の資金集めにも苦労するが、それもまた楽しい」

こういう方がいるのですね。
ここまで潔く行ける方は限られるとは思いますが、姿勢を見習うことはできるのではないでしょうか。

>「資金調達をした時点で、小さくサービスインできるようなビジネスモデルを描かなければいけない。具体的にはエンジンを燃焼システムとして使うとか、無人宇宙機でサービスを始めるとか。成果が出るまで時間とお金がかかると投資家は待ってくれない」。

悩ましい問題です。
大手企業が時間をかけた取り組みのプラットフォームを担わないといけないのに、それを放棄して20数年…何とかできないものか?と、日々、考えさせられます。

>「チャレンジしようとしても結果として大きな欠損が出て会社が傾くと、チャレンジできなくなる。予算確保も含めてチャレンジできるような環境整備を進めようとしている」とのべた。産学官がベストミックスで研究開発を進められる環境整備がJAXAの重要な役割だと。

大変困難ですが、こうした取り組みがなされていることに期待を寄せます。画像のタイトルを入れてください