新規事業おじさんのつぶやき Vol.402 三菱商事の新規事業開発本部戦略
(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
三菱商事の新規事業開発本部戦略/執行役員本部長 渡邉 善之氏/素材産業成長の一翼担う/ソリューション提案で競争力強化に貢献
https://www.japanmetal.com/news-to20240523134988.html
三菱商事は総合素材グループと化学ソリューショングループを統合し、4月1日付でマテリアルソリューショングループが誕生した。この一翼を担うのが新規事業開発本部で、素材産業の課題を解決するためのソリューション提供、新たな素材のシーズ育成に取り組む。
ソリューションでシーズ育成がポイントですね。
「カーボンニュートラル(CN)対応など多種多様な産業課題に直面する素材産業向けに事業変革ソリューションやDXソリューション、素材循環や脱炭素対応などEXソリューションを開発して提供するとともに、新たな素材のシーズを育てるインキュベーション事業も手掛けている」
総合商社ならではの横断的な取り組みですね。
「デジタル時代で商社のあり方も変わっていく。同時に日本国内では人手不足がますます深刻化する。再現可能な形で汎用的に業務を標準化する必要がある。各業界のサプライチェーン上での競争領域も考えなければならないが、『ミル・ボックス』や『エム・ストック』を提案することによって非競争領域で共通するプラットフォームを一緒に創り、サプライチェーン全体の最適化に取り組む。匠技研工業と販売提携し、製造業支援AIシステム『匠フォース』の販売体制を強化して、共同での価値創出を推進している。NTTグループなどパートナー企業は多く、MCデジタルやインダストリー・ワンなどのグループ会社もあり、連携を深化することで、産業素材DX部を主体に商社としての新しい貢献を模索する」
新たな時代の総合商社を作っていく取り組みをウオッチしていきたいですね。

