(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

10億円の新規事業では「価値がない」と言われる“大企業あるある” 大企業の新規事業が失敗する“構造的な理由”とは?
https://logmi.jp/main/startup/330986

最近、非常に悩まされる問題だなあと思っている内容なので、取り上げてみることにしました。
では、見ていくとしましょう。

>例えば、数億円から10億円程度の新規事業をいくつか立ち上げたものの、社内で「その規模では価値がない」と評価されたことはありませんか(笑)? 弊社のお客さまは、数千億円から数兆円規模の企業が多いので、「10億円規模の事業では経営陣が納得しない」というフィードバックを受けるケースがあります。

これ、あるあるですよね。

>また、「新規事業に対して短期でROI(投資収益率)の説明を求められたことはないか」ともよく聞かれます。顧客の声を聞き、PMFを達成しつつも、成長がまだ立証できていない段階でROIを説明するのは難しいものです。バイアスがかかってしまうこともあり、「蓋然性が足りない」と指摘されることが多いのではないでしょうか。

これもありますよねえ。

>商品の新陳代謝やサービスの寿命、さらには企業の寿命もどんどん短くなってきています。そのため、新規事業やイノベーションのサイクルは、以前よりも頻繁に起こす必要がある状況です。
>日本企業は特にこの点が苦手で、インクリメンタルな改善、つまり現在行っている事業の延長線上の改善が中心となる傾向があります。一方で、米国や中国の企業は新規領域、新商品、新サービスの開発に力を入れています。

このことによる差が他国との差を生んでいるのですね。

>事業ポートフォリオを見た時、新規事業の比率が低すぎる企業は、新陳代謝がなくサステナビリティが低いと評価されることがあります。しかし、「新規事業をやればいいのか」という問いに対しては、成功率の低さが問題です。

多くの企業がこれに悩んでいると言えるでしょう。

>ベンチャー投資でもプロのキャピタリストが投資しても、高いリターンが得られることは当たり前ではありません。新規事業の経験がない方が取り組む場合、成功率はさらに低くなるのは間違いありません。しかし、積極的に新規事業に取り組む企業ほど成功率が高くなります。

しかし、積極的に取り組むほど、成功率が高くなる。
当たり前と言えば、当たり前ですが。

>新規事業の成功は、内容そのものよりも、仕組みとチャレンジの回数に因果関係があります。そのため、会社としてもこの部分を重視する必要があります。

この論点に注目したいですね。

>本業の不振や余剰資金に頼らず、仕組みとして「新規事業で何割の収益を上げるべきか」「何千億円規模の事業を作るべきか」を明確にし、企業価値向上やステークホルダーへの説明も含めて取り組むことが、当たり前の経営戦略です。

そうなのですが…

>日本企業では、特定の取引先からの受注のみで成長してきた経営者が新規事業に取り組んだ経験がなく、そうした仕組みを十分理解していないことも少なくありません。結果として、このような課題が根本的に理解されていないケースがあるというのが、私たちの実感です。

これが多くの組織で起こっている現実でしょう。

>大企業が有利なのは、活用可能なアセットや知財を持っている点です。特に10から100へと成長させるフェーズにおいて、これらの資産は非常に重要です。しかし、ゼロイチを立ち上げる段階でつまずくことが多く、そこが課題となります。
>ゼロイチ、イチジュウ、ジュウヒャクの各ステージの違いを正確に理解し、それに合わせて組織の構造や投資の判断軸を変えることが重要です。起業家から経営者へと変わるように、成長やスケール戦略を適切にシフトし、未来を見据えて先回りした意思決定が求められます。

これはその通りで…ただ、これが難しい。

いかがでしょうか。
興味の湧いた方は、本文をお読みいただければと思います。

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