「OpenClawは便利だけど、API料金が恐ろしすぎて使えない……」

openclawを動かしたことがある人なら、一度はこの壁にぶち当たったはず。僕もそうです。

「便利だけど、これでは財布が持たない」

そう諦めかけていた矢先、ついに「正解」が出ました。
製作者のPeter Steinberger氏がOpenAIへ電撃移籍したことで実現した、「ChatGPTサブスク(Codex経由)の公式サポート」です。(正確にはopenAIが公式に出した訳ではないですが...)

これにより、月額20ドル(Plus)や200ドル(Pro)の固定費だけで、APIキー不要、従量課金なしの「使い放題」環境が手に入ります。まさに、個人がAIエージェントをフル活用するための準備が整った、いや整ってしまったわけです。

今回は、API料金に悩み抜いた末に見つけた、OpenClaw運用の決定版セットアップを解説します。

OpenClawとは?
オープンソースの個人AIエージェント。自分のPC/サーバーで動かし、TelegramやWhatsAppから指示を出せば、ファイル操作、コード生成、メール送信、カレンダー管理などを実世界で実行してくれるツール。製作者のPeter Steinberger氏がOpenAIにジョインした影響で、ChatGPTのサブスクでAPIキー不要・従量課金なしで使えるようになった神ツールです。

対象

  • ChatGPT Plus($20/月)以上を持っている人(Pro推奨で制限が10倍以上緩い)
  • macOS / Linux / Windows(WSL2推奨)のPC
  • 所要時間:20〜40分(初回)

注意

  • 無料プランではCodex OAuthが使えない(制限厳しすぎ)
  • Plusだと重いタスクで5時間に数十〜150メッセージくらいで制限かかりやすい
  • Pro($200/月)ならほぼ無制限に近いので、エージェントフル活用したい人はProがおすすめ

ステップ1: 事前準備(5分)

  1. Node.jsの確認
    ターミナル(Mac: Terminal、Windows: PowerShell or WSL Ubuntu)で

    node --version

    → v22以上が出ればOK。出てこない/古い場合は公式サイトから最新版インストール(https://nodejs.org/)。

  2. ChatGPTアカウント準備
    Plus/Proの有料アカウントでログイン状態にしておく(ブラウザでchatgpt.com開いて確認)。

ステップ2: OpenClawのインストール(一番簡単な1行コマンド、5〜10分)

ターミナルを開いて以下をコピペ → Enter:

curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash
  • Windows PowerShellの場合:
    iwr -useb https://openclaw.ai/install.ps1 | iex
  • これでNode.js依存含め全部自動インストール。
  • 終わったら確認:
    openclaw --version

    → バージョンが出れば成功!

(代替:npmで手動 → npm install -g openclaw@latest でもOKですが、install.shが一番安定)

ステップ3: OnboardingウィザードでCodex(ChatGPT OAuth)連携(ここが核心!10〜15分)

インストール直後か、いつでもこれを実行:

openclaw onboard --install-daemon

--install-daemon を付けるとバックグラウンド常駐サービスになるのでおすすめ)

ウィザードが起動したら、以下のように進めてください:

  1. Onboarding modeQuickStart または Update values を選択(デフォルトでEnter連打でOK)。
  2. AIモデル/プロバイダ選択OpenAI を選ぶ。
  3. 認証方式OpenAI Codex (ChatGPT OAuth) または OpenAI Codex subscription を選ぶ(「OAuth」「Codex」「subscription」みたいな単語を探して)。
  4. ブラウザが自動で開く(開かない場合は表示されるURLを手動でブラウザに貼り付け)。
  5. ChatGPTアカウントでログインAuthorize / 許可 を押す。
  6. リダイレクト後、空白ページ(エラーっぽい画面) になる → アドレスバーの全文URL(localhost:xxxx?code=... みたいな長いやつ)をコピー。
  7. そのURLをターミナルにペースト → Enter。
    → OpenClawがトークンを交換・保存して「Success」や「Authenticated」表示が出るはず!

これでChatGPT Plus/Proのクォータを直接使う設定完了! APIキー入力不要、追加課金なし。

ステップ4: チャットプラットフォーム接続(5分)

ウィザードの後半で「Connect a chat platform」が出るので:

  1. Telegram を選択(スマホからもすぐ使えるので初心者向き)。
    ※使いたいチャットサービスが他の場合は、すでにいくつも記事が出ているので調べてみてください!(できなければ僕もサポートもできます。)
  2. Telegramアプリを開き、@BotFather を検索。
  3. BotFatherにメッセージ → /newbot を送信。
  4. ボット名(例: MyClawBot)とユーザー名(例: my_claw_bot、botで終わる)を入力。
  5. BotFatherからHTTP API Token(長い文字列)が返ってくる → これをコピー。
  6. ターミナルにペースト → Enter。
  7. 完了! 自分のTelegramで作成したボット(@my_claw_bot)を検索してメッセージ送信してみる。

(他の選択肢:WhatsApp、Discord、Slackなども可能ですが、Telegramがセットアップ簡単)

ステップ5: 動作確認 & 基本コマンド(5分〜)

Telegramでボットに話しかけてテスト:

  • 「hello」または「hi」 → 挨拶返事来るはず。
  • 「update yourself」 → 最新版に自動アップデート。
  • 実用的例:
    • 「今日の天気を教えて」
    • 「新しいフォルダ作ってREADME.mdにHello World書いて」
    • 「GitHubにテストリポ作ってプッシュして」
    • 「明日の9時にリマインダーセットして」

Codex連携のおかげでコード生成・実行系 が特に強いです。

ステップ6: 便利な追加設定(任意)

  • 24/7稼働:VPSに同じインストール → openclaw gateway start で常時起動。
  • ダッシュボード:ブラウザで確認
    openclaw dashboard

    http://127.0.0.1:18789/ が開く(ローカル管理画面)。

  • アップデート
    openclaw update
  • ゲートウェイ状態確認
    openclaw gateway status

よくあるトラブルシューティング

  • OAuthでURL貼っても失敗 → ブラウザのプライベートモードで試す、またはChatGPTログアウト→再ログイン。
  • 制限すぐ来る → Plusの場合普通(Proにアップグレード推奨)。
  • コマンド認識しない → openclaw update してから再onboard。
  • エラー出たら → https://docs.openclaw.ai/ か GitHub issue検索「openclaw Codex OAuth」。

これであなただけのopenclaw が完成!
Telegramから「メール書いて送って」「予定調整して」など指示するだけで動いてくれます。最初は軽いタスクから試して、慣れたらスキル追加(/skills コマンドなど)でどんどん拡張を。

やってみたいけど、自分だけではできないという方いらっしゃれば、僕もサポートできるので、ぜひお声がけください🦞