まず前提として、営業も制作も自分でやるというフリーランスの場合のお話です。

意識すべき3つとは

  • ライバルがいない市場
  • 24時間営業
  • 期待以上の成果

結論から言うとこの3つです。
もちろん他にも意識すべきことはありますが、今回はこの3つにフォーカスして進めていきます!

ライバルがいない市場とは

アウトソーシングサイトの楽ちんさは落とし穴

ある程度Web制作スキルを身につけて、さあ案件獲得だ!となった際、皆さんどうしますか?
アウトソーシングサイトで1日100件応募だ!
と思っていませんか?

確かに応募文のテンプレート作って、条件に当てはまる案件にひたすら応募するのは楽ちんで、そのうちの1件でも連絡が返ってこればラッキーという感覚だと思います。

この"楽ちん"というのが落とし穴です。
あなたが楽ちんと思うということは、他のみんなも楽ちんと思っています。

image

だから1件の依頼に対して30〜100以上の応募が集まり、倍率がえげつないことになっています。
そして最終的には安心できるような実績があり、できるだけ安く発注できる人に依頼されるという流れになります。

正直これだと運に近いものだと思います。

Webサイトを作れる人が重宝される場所探し

だったらどうすればいいのか、

  • Webサイトを作ることができない人たちの集まり
  • Webサイトを作れる人を欲している会社

このような視点で、どこに自分が求められる場所があるかを考えるべきです。

そうするだけでWebサイトが必要になった際に、"あなた"が候補に上がりやすくなり、すでに人間関係を築けていればさらに依頼される可能性が高まります。

短期間で得られたものは単発で終わり、長期的に得られたものは長く続く

もちろんアウトソーシングサイトのように1週間2週間で依頼されるわけではありません。
関係を作って1年後にようやくお仕事を任される場合もあれば、5年以上後に任される場合だってあります。

ただそこでしっかりしたものを作り信頼に繋げることで、口コミが口コミを呼び、いつしかWebサイト作るなら"あなた"が良いよとみんなが口を揃えて勝手に言ってくれるようになります。

そのためには

  • 最初のお金にならない時期をどれだけ耐えられるか
  • 長期的な視点を持ち、将来への投資ということを理解できるか

ここが
アウトソーシングサイトでマージンを取られながら短期的に安く請け負い続けるか、
自分の好きなような値付けで相手から依頼してくれるようになるかの分かれ目だと思います!

なので、改めて

  • Webサイトを作ることができない人たちの集まり
  • Webサイトを作れる人を欲している会社

この2つを常に考えながら行動することを強くオススメします!

24時間営業とは

信頼してもらうためには、言うまでもなくデザインやコーディング技術で満足していただくことが重要です。

ですが、

  • 言葉遣い
  • 提案力
  • 返信速度
  • 対応速度

などなど、お客さんとの日々のなんでもないやりとりが実は、あなたの信頼度を構築する細かな指標になっています。

なので24時間営業は言い過ぎですが、今日は休みだから返信しなーいなんてあり得ない話です。

基本的にWebサイトを作る際は納期が決まっていて、お客さんはちゃんと納期に間に合うのか常に不安を抱いています。そんな中で丸1日返信が返ってこないだけで不安が倍増してしまいます。

逆に言えば、

  • すぐに返信をするだけで信頼を築くことができるならやりませんか?
  • そのおかげで次の仕事に繋がるならやりませんか?
  • そのおかげで他のお客さんを連れてきてくれるならやりませんか?

目の前の損得ではなく、どれだけ先を見て行動できるか。
これがフリーランスに一番必要な力と言っても過言ではないかもしれませんね!

期待以上の成果とは

会社員を経験するとなりがちなのですが、30万円もらったら30万円分の働きしかしません!という方がいらっしゃいます。もちろん、30万円分の働きに対して30万円払ったのでそれでもいいと思います。

ただ個人で生きていくなら、

  • どれだけ次に繋がるか
  • 口コミしてくれるか
  • 紹介してくれるか
  • 追加発注してくれるか

このようなことが肝なわけです。
上記のような仕事の仕方をするなら、別にあなたじゃなくても発注先は誰でも良くなります。むしろ30万より安くやってくれる人がいるならそっちが良いはずです。

なので先ほども出てきたように
目の前の損得ではなく、どれだけ先を見て行動できるか。
目の前の仕事の先にはもう一つの仕事、さらにもう一つの仕事が待っていることをわかっているかどうか。

なので時には料金以上の働きをする自己犠牲が必要なのです。
ただ、そのGIVEが活動をトータルで見てプラスかどうかを判断できるかどうか。
この思考を身につけておく必要があると思います!