ゲーム企画草案
りんご農園ゲーム
最小構成
ゲームが成立する、気持ち良さが成立するギリギリまで機能を削って考える。
1. 収穫機能
りんごを収穫してお金を得る。
2. 土地拡大機能
土地を拡大して、りんごの収穫高をあげる。
「収穫 => お金 => 土地拡大 => 収穫UP」の基本サイクルを続ける。
得られる気持ち良さは、農園が拡大していくこと。
幅を持たせる
最小構成でゲームが成り立ったと仮定した場合、
「りんご農園が拡大していく」気持ち良さのコアをどう増幅させていくか。
テクニックの幅
プレイヤーによっては短時間で農園を拡大できる余地があることが理想である。
ただひたすら時間をかけるのではなく、テクニックを要されるようにする。
例えば、土地を拡大するのではなく、品種改良してりんごの単価を上げるなど。
りんごの出荷にも時間がかかるようにして、出荷時間を早めるという選択の余地もありだろう。
ビジュアルの幅
プレイヤーによって農園の見た目がばらつくことが理想である。
デコレーション要素を加え、箱庭系のゲームへと転化させる。
SNSシェア率も高まる想定。
ソーシャルの幅
プレイヤー間のしがらみを作ることで、継続率を向上させる。
仲間同士で応援し合うことで、ゲームの効率がアップするような仕組みを取り入れる。
緊張感の幅
超えづらい壁を作って、緊張感を作る。
例えば、24時間以内に売上いくら以上いかないと、土地が買えないようにするなど。
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基本的なサイクル
りんごを収穫して、農園を拡大していく、りんご農園育成ゲーム。
詳細なサイクル
- りんごを収穫してお金を得る。
- お金で土地を買い収穫量をアップする。
- お金でりんごのLvアップを行い、単価をアップする。【テクニックの幅】
- お金で研究を行い、新しい品種のりんごを収穫できるようにする。【テクニックの幅】
- デコレーションで、道やオブジェクト、ペット(動く)などが買えて配置できる。【ビジュアルの幅】
- りんごの品評会に出展し受賞することで、さらなら土地と品種研究、デコレーションがOPENする。【緊張感の幅】
- 仲間を応援することで、応援した相手と自分にハートが貯まるようになる。【ソーシャルの幅】
- ハートの使い道が難しい。無理してソーシャル機能は入れない。
作ってはいけない機能
- 農園ゲームのようにたくさんの成果物
- りんごに絞るべき。牛を飼うとかはNG。ゲームバランスが取りづらくなる。
- クリッカー機能
- タップで速度アップは張り付き系になってしまう。1日数分のプレイでゆるくする。
参考になりそうなゲーム
- アビスリウム
- 育成ゲーム