私は20年にわたり海外駐在員として現場での事業運営を経験してきましたが、順風満帆には程遠い苦い経験ばかりでした。
仕事の仕方やコミュニケーションのあり方、常識の違いが国籍やバックグランドの異なるメンバーの間で相互不信とチームの機能不全を招いてしまうことを痛感してきました。
海外のパートナーやスタッフにこちらの意図を理解してもらえなかったり、相手の仕事の仕方に「イラっ」としてしまうことは数えきれないほど経験しました。現地の関係者から協力やサポートが得られず孤立し、海外での仕事に自信を喪失してしまったこともあります。
また家族が健康面で辛い思いをしたり、子供の育児や教育で悩んだり。自身の仕事上の悩みに加え、家族にそんな思いをさせてまでして私は何を得たいのかと自問する日々でした。
私にとっての突破口は「自分らしく郷に入っては郷に従う」をモットーとする「Global Dexterity」という異文化適応手法と、あるライフコーチに出会えたことです。
これにより置かれた環境で周囲から自分が何を求められているか、自分でストレスなくできることは何かを見極め、できることを一つ一つ実践するようになりました。
仕事面では現地でも「味方」が増え始め周囲からのサポートや協力を得られるようになり、新たな人脈を紹介してもらったりチームが機能するようになりました。
プライベートでもそれまでの自分の思考グセや行動パターンを抜け出し、自分が本当に望んでいることを再構築し、課題に一つ一つ向き合い行動を重ねました。
結果として仕事で成果を生み出せるようになっただけでなく、個人としての学びや成長、海外での仕事のやりがい、生活に充実感を見出せるようになったのです。
海外の現場で培った実務経験
海外での仕事や生活で一つ一つステップアップさせる「自分軸」の作り方
異文化コミュニケーションの理論・知識体系
「自分らしく」環境に適応していくGlobal Dexterity手法
これらを兼ね備えた私だからこそご提供できるお話がたくさんあると思います。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
・グローバル人材育成専門企業にて「異文化適応」担当講師を務める。
・日本国内のみならず海外駐在員や現地採用職員、留学生などに異文化理解・異文化適応の研修やコーチング・サービスを提供している。
●JICA国際協力機構プロジェクト調整員/企画調査員等
・現地関係者・日本側関係者・国際機関やNGO職員とのプロジェクトの立ち上げ、チームづくり、協力体制・連携体制の構築
・現地スタッフのマネジメント
・プロジェクトの運営管理(調達、財務・経理・広報、治安対策等)
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・スリランカ/コロンボ市及びタンガッラ市駐在(1996年7月〜2000年4月)
・パプアニューギニア/ポートモレスビー市駐在(2004年3月〜2007年3月)
・ベトナム/ハノイ市駐在(2007年8月〜2009年8月)
・マレーシア/ジョホールバル市駐在(2011年11月〜2016年5月)
・ヨルダン/アンマン市駐在(2017年3月〜2023年2月)
●特定非営利活動法人「難民を助ける会」
・ザンビア/メヘバ難民定住地駐在
・現地関係者・日本側関係者・国際機関やNGO職員とのチームづくり、協力体制・連携体制の構築
・現地スタッフのマネジメント(108名)
・新規プロジェクトの立ち上げ
・プロジェクトの運営管理(調達、財務・経理・広報、治安対策等)