こんにちは！アメリカ西海岸にあるGAFA本社のクラウド部門でリードエンジニアをしています。
日頃の採用業務で「惜しい」候補者にたくさん出会う中で、ただ合否を判断するだけではなく、採用面接に至る前の段階で何かしら転職希望者のサポートができないものかと思って、メンタリングを始めました。
私が勤めている会社は採用活動にとても真剣で、社内の採用プロセスはとても慎重に設計されています。その仕組みの一つが、一部の経験ある面接官を各採用判断において最終決定権を持つ人として認定するというもので、私はその一人です。質の高い面接と採用判断をするために面接官の指導をしたり、正しい採用判断が下せるように採用会議でのディスカッションをリードする役割を担っています。
この立場で採用業務に携わっていると、不採用となった候補者の中に「ちょっと勘所を押さえて少しの期間練習すればきっと採用だっただろうな」と思える「惜しい」候補者がたくさん見えてくるようになりました。そもそもたかだか数時間の面接を通して人について知れることなんて限られていますから、採用プロセスなんていうのはどこまで行っても不完全です。そんな不完全なプロセスのために候補者の可能性が狭められ、そして惜しい候補者をサポートする仕組みがあるわけでもなく、さらに多くの場合惜しい候補者は自分が惜しかったということを知ることさえない...。そんな状況に歯痒さを感じ、何か個人レベルでできることはないかなと思って転職のお手伝いをしています。
キャリア全般に関して言うと、メンターを見つけるのに理想の場所は実際に業務を行っている現場だと思っています。尊敬できる先輩や仲間の仕事っぷりや雑談を通して、自分の糧としていくのがいちばん手堅いです。なので、転職時の採用プロセスという関門はさっさと突破してもらって、その先で素敵な出会いを見つけたり、やりがいのある仕事と向き合ったりして、どんどん前に進んでいってほしいという思いで、メンティーさんのお手伝いをさせていただいています。
といった感じで、ベースとなる私のモチベーションは転職支援なんですが、もし私の経歴や経験が何かしら役に立ちそうであればできる限り何でもお手伝いしたいという思いでいます。何でもお気軽にご相談ください。
大学卒業後、東京にある企業向けのソフトウェアを開発している日系企業に就職。特に志望したわけでもないのに開発チームに配属されたことで、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアをスタート。四年ほど勤めた後、「ソフトウェア開発は楽しいぞ」という発見と「しかし自分なんて大したことしてない気がするな」という無力感に向き合った結果、コンピューターサイエンスを学んだらもっとレベルの高いソフトウェア開発ができるのかも！と思い、再度留学。
二度目の大学生活は結構がんばって勉強したのだけれども、二学期程度で疲れてしまい、やはり何かを作っていたいという気持ちが勝って、学校を離れることに。ただし、せっかく海外にいるんだから海外で働いてみるなら今なのでは、と思い、いくつかのインターンを経験。そのうちの一つが今勤めている米国大企業。
その後ビザの都合で一旦日本に帰り、同企業の日本支社で数年勤務。もともと「テック業界にいるならいつかはまたアメリカに」と思っていたので、タイミングを見計らって2018年に渡米して現職。
現職では大手クラウドの認証・認可を担う超高トラフィックのサービスを開発・運用するチームのリードエンジニア。ソフトウェア開発そのものの業務はもちろん、マネジメントとのパイプ役としてチームのみんなが元気に楽しくやっているかを気にしたり、全社・全職種の採用活動に積極的に携わっている。
副業では、スタートアップのソフトウェア開発チームを立ち上げて初期バージョンのリリースを率いたり、ソフトウェア会社の採用支援をしたり。
二児の父でアラフォー。最近の目標は、学生時代にやり残したスキーで年齢別の草大会でも何でもいいから表彰台に登ること。
連絡がつくのは曜日問わず日本時間の午前中です。早朝もOKです。（朝活しましょう！😀）