英語学習で成功する人の多くは、このマインドセットの部分がしっかり固まっている人がほとんどです。

その英語学習に必要なマインドセットをこの記事では詳しく紹介していきます。

英語学習に必要なマインドセット①「魔法の方法」は存在しない

image

1つ目の重要なマインドセットは「魔法のように英語ができる方法はない」というマインドセットです。

よく巷で「1週間で話せるようになる」や「英語を聞き流すだけ」などと言った謳い文句がいまだにあります。

しかし、それは全て購入者を惹き付けるためのマーケティングに過ぎません。

これは別に売っている人が悪いのではなく、市場での競争を考えると当たり前のことです。

「10年で身につく英語学習法」なんてタイトルのものを書いても誰も買ってくれないからです。

なにかインパクトのあるタイトルでも残さないと生き残っていけません。

英語学習する多くの人が「楽して、すぐに結果を出したい」と思っているので各サービスのマーケティングはそこを突いてきます。

その事実を認識してまずマーケティングに踊らされないようにしましょう。

その事実に気づかない人は、心のどこかで「魔法の方法がある」と信念を深めていってしまいます。

これはあらゆる英語学習法などを聞いてきて、いつかは自分にとっての「最終兵器」なる勉強法があるという思い込みからきてしまいます。

また、人はどうしも「楽して短期間で結果をだしたい」と思ってしまうので、そのような魔法の方法などに惹かれます。

ですが、真実は逆で、英語学習には時間がかかるし努力も必要となります。

そこの部分が分かっていないがために、どの学習法をやっても満足せずに次の方法に飛び移ります。

決まってそういう人は英語学習に関しては誰よりもたくさんの知識を有しています。

ただ悲しいことに実際に英語ができているかというと多くの場合そうではありません。

大事なことは、「英語習得はコンスタントな努力が必要で、時間がかかる」という事実をしっかりと持つことです。

そこの認識があるだけでもこれから学習する上で大きな違いがでてきます。

英語学習に必要なマインドセット② 自分にあった「学習スタイル」を探す

image

これも1つ目のマインドセットと少しかぶるところがありますが、英語学習に絶対的成功法則などは存在しません。

これも少しマーケティングの話に絡んでくるのですが、とにかく学習法などを販売する側は購入者に買ってもらうためになんでもします。

その1つの方法として、購入者に恐怖を植え付けるという作業をします。

日本人は英語ができないというコンプレックスを持っているため、「コンプレックスビジネス」を様々なアプローチでしかけられます。

購入対象者に「この方法を知らなければ損しますよ」と直接・間接的に訴えかけてきます。

例えば英単語の暗記を例に取ると、「知らないと損する英単語暗記の裏技」といったものです。

もう一度いいますが、販売している人が悪いわけではありません。

実際販売されている多くの学習法はいい方法だと個人的に思っています。

マーケティングで使われる言葉などによって英語学習者に変な思い込みが植え付けられることに警鐘を鳴らしたいのです。

何度も言われると次第にその方法を試さないと自分は成功しないと思い込むようになってしまします。

しかし、英語学習には人それぞれ自分にあった学習スタイルというものが存在します。

「音を使って英語を学習するのが得意な人」

「言語分析能力が高い人」

「記憶能力が高い人」

などたくさんの人がいてそれぞれに人にあった学習スタイルというものが存在します

「これを知らないと損」といったような情報も結局はその人にあった学習法だったというだけの話で、自分に当てはまるかはわかりません。

ですので、絶対的に成功する学習方法は存在しないことを理解し、自分にあった学習方法を探っていきましょう。

英語学習に必要なマインドセット③「1つの方法」をマスターする

image

英語学習で成功をおさめるために必要な3つ目の「マインドセット」何か1つの方法をピックアップしマスターすることです。

英語学習がしっかり出来ている人が英語学習方法をたくさん知っているかというと全くそういうわけではありません。

しかし、その人達に共通していることは、何か1つの学習法をしたらその学習法を信じて最後までやり抜くということです。

かつてブルース・リーはこう言っていたそうです。

I fear not the man who has practiced 10.000 kicks once, but I fear the man who has practiced one kick 10,000 times.

これはどういう意味かというと、

「私は1万種類のキックを一度だけ練習してきた人を恐れず、1種類のキックを1万回練習してきた人を恐れる」という意味です。

つまり例え1万種類ものキックを学んだとしてもその1つ1つを極めていなければあまり意味はないという意味です。

また、逆にたった1種類のキックでも何万回と練習してその技を極めればものすごく強力な武器になるということです。

英語学習も同じで、たくさんの学習方法を知っていることが暗記に役立つのではありません

1つや2つの学習方法を極めていくことで簡単に結果は出すことができます。

ある程度試してみて自分にあうものがあればそれをとことんまで極めていきましょう。

そうすれば、いろんな学習法を知っているだけの人よりも何倍も英語ができるようになっているでしょう。

英語学習に必要なマインドセット④  すぐに「結果」がでるわけではない

image

ただ、英語学習は1つの方法を極めたからといって1日や1週間ですぐに結果がでるようなものではありません。

すぐに結果がでるようなものであれば、そもそもいろんな学習法なども世の中には存在しないはずです。

では、そのような状況の中でどのようなマインドセットを持てばよいかですが、木が育つ過程を少し考えてみましょう。

木はご存知の通り、種をまいて1日1週間ですぐに生えるようなものではないですよね。

たとえ、水やりや肥料をやっていたとしてもすぐに目に見えて成長が確認できるわけではありません。

では、何も木には起こっていないのかというとそうではありません。

目に見えない土の中で根っこを徐々に徐々に伸ばして木を支える準備をしています。

そして、根っこがしっかりし始めたら木が目に見える形で少しずつ成長し、やがて実のある立派な木へと成長します。

英語学習も同じです。

1日や1週間、単語を必死に覚えたり、文法を覚えたり、シャドーイングをしたりしても目に見えてすぐに結果は現れません。

では、何も成長していないかというとそういうわけではありません。

土の下で根っこが木が生える準備をしているように、単語を覚えたりすることによって、英語が話せたりするようになる準備をしています。

ここの部分は、英語学習において非常に大切な部分です。

おそらくこれより大事なことはありません。

なぜなら、英語学習で挫折してしまう人のほとんどがこの根っこ張っている作業に気づきません。

目先の結果だけで判断して「やっぱ英語できないや」となってしまうからです。

逆に根っこをしっかり張って、一旦結果が出たら「勉強したらできるな!」となるります。

なので、また勉強しようという気持ちになります。

だから、本当の勝負は木が生える前の根っこをしっかり張っていく作業にどれだけ耐えられるかどうかです。

本当にそこが大切だからこそ、最後にこの部分について解説させていただきました。

以上のことを踏まえたうえでどう学習を進めていけばよいかはMENTAの「相談コース」で紹介しております!