C#入門① プログラムは「上から順番に」動いている

連載の1回目です。まずは、すべての土台になる話から。

プログラムは、上から下へ、書いた順番に動きます。

当たり前に聞こえるかもしれません。でも、これが全ての基本です。

なぜ、これが大事なのか

プログラミングと聞くと、何か魔法のような、複雑なものを想像するかもしれません。でも、コンピュータがやっていることは、とてもシンプルです。

書かれた命令を、上から順番に、ひとつずつ実行しているだけです。

料理のレシピと同じです。「①野菜を切る → ②鍋に入れる → ③火にかける」と書いてあれば、その順番でやりますよね。順番を入れ替えたら、料理になりません。

プログラムも、まったく同じ。書いた順番が、そのまま実行される順番です。

書き方を見てみる

C#で「画面に文字を表示する」だけの、一番シンプルなプログラムです。

Console.WriteLine("おはよう");
Console.WriteLine("こんにちは");
Console.WriteLine("こんばんは");

これを実行すると、画面にこう出ます。

おはよう
こんにちは
こんばんは

Console.WriteLine(...) は「カッコの中の文字を、画面に表示する」という命令です。今は、おまじないだと思って大丈夫です。

大事なのは、書いた順番(おはよう→こんにちは→こんばんは)のとおりに、表示されているということ。

試しに、3行の順番を入れ替えてみてください。表示される順番も、ちゃんと入れ替わります。プログラムが「上から順番に」動いている証拠です。

つまずきポイント

初心者がよくやる間違いが、行の最後のセミコロン ; の付け忘れです。

C#では、命令の終わりに「ここで1つの命令が終わり」という印として ; をつけます。これを忘れると、エラーになります。

Console.WriteLine("おはよう")   // ← ; がない。エラー!

最初のうちは、必ずと言っていいほど忘れます。エラーが出たら、まず「; を付け忘れていないか」を疑ってみてください。

まとめ

プログラムは、上から順番に動く。
たったこれだけが、すべての基本です。

次回は、プログラムの中で「数や文字を覚えておく」ための、変数について書きます。