Java入門をはじめます ── 大学の授業で、いちばん出会う言語

今回からは、Java(ジャバ) を、最初から順番に解説していきます。

なぜ、Javaなのか

プログラミングを学ぶ言語はたくさんありますが、Javaには、ひとつ大きな特徴があります。

大学や専門学校の授業で、いちばんよく使われる言語のひとつだということです。

情報系の学部はもちろん、最近は文系の授業でも、プログラミングの最初の一歩としてJavaが選ばれることがよくあります。「授業で急にJavaが出てきて、戸惑っている」——そんな人が、毎年たくさんいます。

もしあなたが、授業の課題でJavaに困っているなら、この連載は、まさにあなたのためのものです。

Javaは、世界中で使われている

Javaは、授業で使われるだけの言語ではありません。世界でもっとも広く使われている言語のひとつです。

  • 銀行や企業の、大規模なシステム
  • Androidのスマホアプリ
  • インターネットの裏側で動く、たくさんのサービス

つまり、授業でJavaを学ぶことは、そのまま社会で通用する力につながっています。「授業のためだけの勉強」ではなく、「将来も使える本物のスキル」を学んでいる。そう思うと、少し見方が変わりませんか。

最初は、誰でも難しく感じる

正直に言うと、Javaは、最初の一歩が少しだけ大変な言語です。

「Hello World」を表示するだけでも、最初は呪文のようなコードを書きます。「なんでこんなに書くことが多いの?」と感じるかもしれません。

でも、安心してください。最初に難しく感じるのは、あなたのせいではありません。それぞれの部分には、ちゃんと意味があります。この連載では、その「呪文」の意味も、ひとつずつほどいていきます。

文法を丸暗記するのではなく、「なぜ、そう書くのか」を理解する。そうすれば、課題が出ても、自分の力で立ち向かえるようになります。

この連載の進め方

毎回、こんな形で進めます。

  • それは、一言で言うと何か
  • なぜ必要なのか、どんな時に使うのか
  • 実際の書き方
  • つまずきやすいポイント

そして、いちばん大事にするのは「考え方」です。

「文法は分かるのに、課題が解けない」——これは、多くの人がぶつかる壁です。でも、それは頭が悪いからではなく、「どう考えるか」を教わっていないだけ。この連載では、その考え方も、いっしょに身につけていきます。

授業についていくのに、ひとりで悩んでいるなら。
一歩ずつ、いっしょに進んでいきましょう。

次回は、まず「プログラムが動くしくみ」から始めます。