今すぐ決めなくていい。
でも、納得できない選択で人生を進めたくない。

そんな人のために、
迷いのたびに振り回されない、
自分の判断の軸を言葉にする支援をしています。

育休、休職、燃え尽き。
きっかけは人それぞれですが、相談の場でよく聞くのは
「前と同じやり方で進めなくなった」という感覚です。

頑張れなくなったわけでも、能力が落ちたわけでもない。
ただ、これまで無意識に使ってきた判断の基準が、
今の自分に合わなくなっているだけ。

その状態で次の選択をしようとすると、
決めきれなかったり、決めたあとに違和感が残ったりします。

私が大切にしているのは、
次の行動や正解を急いで決めることではありません。

対話を通して、
これまでどんな条件で判断してきたのか、
どこで無理が生じていたのかを一緒に整理します。

喜び・得意・意義という観点から、
判断がうまく機能していた場面と、
うまく機能しなくなった場面を切り分け、
迷ったときに立ち返れる「判断の軸」を言葉として残します。

これは自己分析でも、
背中を押すためのコーチングでもありません。

判断の理由と条件を保存し、
人生を雑に進めないための一次資料をつくる、
そんな関わり方です。

私自身も、長い間迷い続けてきました。
転職や自己分析を重ねても、
結局また同じテーマで立ち止まってしまう。

その原因は性格ではなく、
判断の背景が言葉として残っていなかったことでした。

決めたいわけではない。
でも、このまま進むのは怖い。

そんな状態にある方と、
焦らず、言葉を整える時間を一緒に持てたらと思っています。