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柳下 和夫
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柳下 和夫
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自己紹介

柳下 和夫(やなぎした かずお)1936年 神戸市生まれ、横浜市在住

■経歴
【学 歴】
1959年 京都大学理学部物理学科卒業(原子核物理学専攻)
1961年 日本原子力研究所原子炉学校高級課程修了(保健物理学専攻)
1976年 神戸大学経営学部経営学科卒業(国際経済学専攻)

【職 歴】
1959年~1991年 三菱電機(株)中央研究所研究主監、原子力技術者、新製品開発者(オーロラビジョン10億円x2,000台)、社内シンクタンク「ソフトサイエンスグループ」を主宰し700件の報告書を作成(年商3億円)。本社月刊技術雑誌『三菱電機技報』と季刊英文技術雑誌『ADVANCE』の編集長
1991年~1999年 金沢工業大学経営工学科教授(「海に近い砂漠に雨を降らす方法」で文部省の「萌芽的研究」として科研費を3年間受領したが現地実験費には足りなかった)
1999年~2006年 日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科ベンチャー・ビジネス・コース主任教授(「実践ベンチャー起業研究会」と「シリコンバレー研修旅行」を6年間主宰し、350名の学生から77名の社長を誕生)

【非常勤講師(兼務)】
筑波大学(帰国子女向け「日本人論」)
フランス国立ポンゼショセ工科大学国際経営大学院(「技術予測」)英語授業。
北陸先端科学技術大学院大学(「企業経営とベンチャー起業」)留学生クラスは英語授業。
亜細亜大学大学院(「中小企業論」)
科学技術庁科学技術政策研究所客員研究員(「科学技術政策」)
イー・アソシエイツ(株)非常勤取締役(「投資家向け広報:IR」)
ジェイ・ブレイン(株)顧問(「人材紹介業))
【学会活動】
22世紀学会理事長(「22世紀までの日本と世界の持続可能性の研究」)
日本開発工学会副会長(「ビジネスモデル研究」)
研究・技術計画学会理事(「技術経営」)
日本創造学会理事(「創造性開発」)
資源・エネルギー学会理事(「新エネルギー、サンシャイン計画」)
物理、応物、原子力、経営工学、経営情報、中小企業、組織、沙漠、ベンチャー、マクロエンジニアリング、ISPIM、IAMOT、PICMETの会員

スキル
英日翻訳 5年〜
ライティング相談 5年〜
経歴・実績
1970 年 1月 〜 2022 年 7月
著書・訳書リスト(柳下 和夫)
<出版年次の逆順> 2012.3.5 現在

53.中国やインドに負けない中小企業のモノつくり、単著、富士グローバルネットワーク、
2009
52.市場ニーズに基づく新製品開発法、単著、技術情報協会、2008
51. 技術開発の推進(三訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2006
50. 経営戦略と技術戦略(三訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2006
49. 技術マネジメントの動向(三訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2006
48. 人事マネジメントハンドブック、共著、日本労務研究所、2004
47. 技術予測と評価、共著、科学技術振興事業団、2003
46. ベンチャー起業、共著、科学技術振興事業団、2003
45. プロジェクト・マネジメント(改訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2002
44. 技術開発の推進(改訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2002
43. 経営戦略と技術戦略(改訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2002
42. 技術マネジメントの動向(改訂版)、単著、日本能率協会マネジメントセンター、2002
41. 企画開発・マーケティングのための情報収集・活用ノウハウ、日本ビジネスレポート、
1996
40. プロジェクト・マネジメント、単著、日本能率協会マネジメントセンター、1995
39. 技術開発の推進、単著、日本能率協会マネジメントセンター、1995
38. 経営戦略と技術戦略、単著、日本能率協会マネジメントセンター、1995
37. 技術マネジメントの動向、単著、日本能率協会マネジメントセンター、1995
36. 新製品開発のための電撃戦略、W.I.ザングウィル著、柳下和夫監訳、NTT出版、
1994
35. 技術者に期待されるもの、中野文平監修、共著、工学研究社、1994
34. これからの技術と動向、中野文平監修、共著、工学研究社、1994
33. 日本の技術を巡る課題、中野文平監修、共著、工学研究社、1994
32. テクノロジーマネジメント事典、分担執筆、産業調査会、1994
31. 新版 企画手法実践マニュアル、分担執筆、企業研究会、1993
30. 「経営戦略」再構築・再点検マニュアル、日本能率協会マネジメントセンター編、単著、
日本ビジネスレポート、1993
29. 中小企業のM&A戦略ーその実態と成功のポイントー、共著、同文館、1993
28. 技術調査実践マニュアル、単著、日本能率協会マネジメントセンター、1992
27. 企画部運営マニュアル、山之内昭夫監修、単著、新技術開発センター、1992
26. 管理・監督者のための躾(しつけ)の仕方と現場における教育の進め方、分担執筆、
アイ・エヌ・ジー出版部、1990
25. 研究開発マネジメント実務必携、分担執筆、アーバン・プロデュース出版部、1989
24. プロジェクト・マネジャーの条件、分担執筆、ダイヤモンド社、1989
23. 創造性を生み出す技術、単著、富山県民生涯学習カレッジ、1989
22. 研究開発・技術開発総覧、分担執筆、産業調査会、1989
21. 実践・企画力の新研究、分担執筆、講談社、1988
20. 情報調査ハンドブック、分担執筆、雄山閣出版、1988
19. 市場調査・商品企画、中野文平監修、単著、工学研究社、1988
18. 調査の進め方、単著、日本経済新聞社 、1988
17. 三菱電機「情報交換会」、単著、日本能率協会、1988
16. アイデアをこうして企画書に育てる、分担執筆、日本ビデオ・インストラクター協会、
ニュービジネス開発研究会、1987
15. 新製品開発のための情報分析ノウハウ、単著、日本規格協会、1987
14. 新製品開発技法ハンドブック、分担執筆、日本ビジネスレポート、1986
13. 三菱電機ソシオテック研究会編、先端エレクトロニクス百科、東洋経済新報社、1985
12. 研究所事典、分担執筆、産業調査会、1985
11. R&D Management System in Japanese Industry. Hajime Eto and Konomu Matsui,
分担執筆、 North Holland, Elsevier Science Publishing Co.,1984
10. プロジェクト革命、単著、かんき出版、1984
9. 企画手法実践マニュアル、分担執筆、企業研究会、1983
8. いまの自分を打ち破れ、共著、PHP研究所、1982
7. 研究開発効率化のためのコンピュータ活用事例集、分担執筆、企業研究会、1982
6. 技術開発マネジメント、分担執筆、日本ビジネスマネジメント、1981
5. 成長機会探索1981-1990、分担執筆、日本ビジネスレポート、1981
4. 研究・開発、共著、日本規格協会、1981
3. 高齢者市場、分担執筆、日本ビジネスレポート 1980
2. プロジェクトチーム、単著、かんき出版、1978
1. 半導体トランスデューサー、分担執筆、工業調査会、1970
                                 以上
1961 年 4月 〜 2022 年 6月
翻訳経験
『新製品開発のための電撃戦略』W.I.ザングウィル著、柳下和夫監訳、NTT出版、
1994(原著は英語)
『R&D Management System in Japanese Industry』 Hajime Eto and Konomu Matsui,
分担執筆、North Holland, Elsevier Science Publishing Co.,1984(英文)
翻訳と私
1.私は三菱電機で磁性体の結晶構造を原子炉から得られる中性子で測定する「中性子回折装置」(1基1億円)を開発し、アメリカのアイオワ州立大学に輸出しました。取扱説明書、故障発見マニュアル、故障修理マニュアルの合計900ページの翻訳を外注しましたが、その品質が低く修正しても改善が期待できなかったので、納期が1か月後に迫っていたので、タイプライター、エアマット、寝袋、インスタントラーメンを買って、研究所の実験室に寝泊まりし、翻訳を完成し、据付工事に間に合わせて持参しました。これはミズーリ大学やイラクのバグダッド原子力研究所からの受注にも役立ちました。これで英語のレベルを知りたくて受験したら、英検1級と科学技術翻訳士1級に合格しました。
2.私は三菱電機で野球場、競馬場や広告用の大型ディスプレーの「オーロラビジョン」(輸出名はダイヤモンドビジョン)(8mx10mのサイズで1基10億円)を開発し、ロサンゼルスのドジャーズ・スタジアムに1号機を納めました。最初は書類でPRし、ご興味があれば訪問して商談を進め、全世界で約2,000台を売りました。東京都府中市の東京競馬場向けの11mx66mのオーロラビジョン(32億円)はギネスブックに載りました。ドバイ競馬場向けの7mx107mのオーロラビジョンもギネスブックに載りました。
3.三菱電機で『R&D Management System in Japanese Industry』Co-Editor: Hajime Eto and Konomu Matsui, North Holland, Elsevier Science Publishing Co.1984を分担執筆しました。すると、フランスのビジネススクールINSEADから調査団が来日し、インタビューを受けました。その紹介でフランス国立ポンゼショセ工科大学国際経営大学院の非常勤講師を拝命しました。
4.三菱電機で『三菱電機技報』とその英訳誌の『ADVANCE』の編集長を拝命しました。
5.三菱電機をPRする本を読売新聞社の佐藤公偉氏に『ここにナポレオンの辞書があるー三菱電機の開発戦略』を書いて頂きました。しかし「製品が3万点もあり、書ききれないので、絞って欲しい」と依頼され得意製品を選び、その紹介文を下書きしました。英訳の出版も企画し準備しましたが、出版社との条件が合わず実現しませんでした。
6.三菱電機を定年後、金沢工業大学経営工学科教授になり、アメリカの学会で知り合ったザングウィル教授から翻訳を依頼され、大学の同僚を誘って『新製品開発のための電撃戦略』、W.I.ザングウィル著、柳下和夫監訳、NTT出版、1994を出版しました。
7.金工大を定年後、新設の日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科ベンチャー・ビジネス・コースの主任教授を拝命しました。起業したい学生を入学させ、毎土曜日の放課後に1,000万円の創業資金を懸けて「実践ベンチャー起業研究会」を開催しました。成功したベンチャーの社長、公認会計士、弁護士に15回の実践的な講義をして頂きました。この研究会の受講者を連れて、毎年の夏休みには1週間の「シリコンバレー研修旅行」に行きました。シリコンバレーの7,000社のベンチャーからユニークな会社を選び、見学を申込み、15社の許可を得て月~金の5日間に訪問しました。毎年これを繰り返し350名の学生から77名の社長が誕生しました。私は15社を選ぶために毎年3か月をかけて40社以上に打診しました。
8.私は大学教授になってから、毎年海外の学会で論文を発表しました。2004年にノルウエーのオスロで開催された「国際革新専門家学会(ISPIM)」で「戦争なしに技術を進歩させる<世界技術大賞(仮称)>の提案」を発表したところ、はからずも最高論文賞を受賞しました。
9.北陸先端科学技術大学院大学の非常勤講師を22年間勤め「企業経営と起業」の講義をしました。少子化で日本人学生が減り、留学生を募集しました。日本語の分かる外国人では人数が足りず、後半は留学生向けの英語クラスを作り、私はそのクラスも担当しました。
10.これまでに国内で1,000回以上、海外で100回以上講演をしましたが、海外では大半は英語で行い、非英語圏の韓国、中国、ブラジル、アルゼンチンでは通訳をつけてもらいました。

講演テーマ(柳下 和夫)
                                       20
No. 分野 テーマ 時間 備考
1 ベンチャー ベンチャー起業 2-4
2 ベンチャー ベンチャービジネス成功の条件 2-4
3 ベンチャー ベンチャービジネスの日米比較 2-6
4 ベンチャー 社長をつくる大学院 ―
日本大学大学院グローバルビジネス研究科の73人の社長たちー 2-4
5 ベンチャー 大学発のベンチャー・ビジネス 2-4
6 ベンチャー シリコンバレーのベンチャービジネス 2-6
7 ベンチャー 情報技術(IT)をベースにしたベンチャー・ビジネス 2-4
8 ベンチャー 会社をつくる方法 2-6
9 ベンチャー ビジネス・チャンスの見つけ方 2-4
10 ベンチャー ビジネスプランの書き方 2-4
11 新製品開発 新製品開発のための創造性開発(定員30人、全員同一企業) 2-40 実習
12 新製品開発 新製品開発のための情報分析ノウハウ 2-12
13 新製品開発 潜在ニーズのつかみ方 2-4
14 新製品開発 三菱電機「情報交換会」 2-6
15 創造性開発 創造性開発法 2-12
16 創造性開発 ブレインストーミング 2-6 実習
17 創造性開発 KJ法 2-6 実習
18 創造性開発 NM法 2-6 実習
19 創造性開発 等価変換理論 2-6 実習
20 技術経営(MOT) 経営戦略と技術戦略 2-6
21 技術経営(MOT) 技術経営(MOT) 2-6
22 技術経営(MOT) 技術予測 2-6
23 技術経営(MOT) 技術評価 2-6
24 技術経営(MOT) 知的財産権と標準化 2-4
25 技術経営(MOT) 技術開発戦略と知的所有権 2-4
26 技術経営(MOT) 世界技術大賞(100兆円プロジェクト) 2-12
27 技術調査 技術調査の方法 2-12
28 技術調査 効率よい高度な情報収集のテクニック 2-12
29 技術調査 海外技術調査 2-12
30 技術移転 技術移転の方法 2-6
31 技術移転 技術移転機関(TLO) 2-4
32 技術移転 産官学連携について 2-4
33 技術移転 日本大学の技術移転(NUBIC) 2-4
34 ビジネスモデル ビジネスモデルの概念と現状 2-4
35 ビジネスモデル ビジネスモデル特許 2-4
36 ビジネスモデル 廃トンネル利用ビジネス 2-4
37 ビジネスモデル 夫婦で作るマイホーム・キット「レゴ・ハウス」 2-4
38 ビジネスモデル 死海の太陽光発電と産業の創業 2-4
39 ビジネスモデル 海洋資源増殖法 2-4
40 ビジネスモデル 砂漠に雨を降らす方法 2-6
41 社内教育 人材育成とトップの役割 2-6
42 教育 日本から教育システムの輸出の可能性 2-6
43 国際化 中国やインドに負けない中小企業のモノづくり 2-3
44 緊急テーマ 地震・津波・原発事故対策と復興のアイデア 2-3
45 ビジネスモデル 公平で脱税不能で低徴税費の<e-税(いいぜー)制度>の提案 2-3
46 エネルギーと食糧 日本列島拡大論(エネルギーと食糧の自給率向上のために) 2-4
47 世界平和 世界平和大学の設立構想(人を殺す戦争よりも、災害・疫病・貧困と戦うために世界の年間軍事費200兆円を活用する) 2-4
48 食糧エネルギー地球温暖化防止 砂漠緑化大学の設立構想(地表の1/を占める砂漠を緑化し、食糧とエネルギーを増産し地球温暖化防止する) 2-4
49 日本経済 東京発明大学校の設立構想(自動車産業衰退後の輸出産業) 2-4
50 省エネルギー 冷暖房から冷暖人へ(省エネルギー率90%) 2-4
51 家電 家電産業再建策(こんな家電が欲しい) 2-4
52 物流 東京―神戸コンテナ貨物ロープウェイ(トラック運転手不足解消、交通渋滞解消、交通事故削、省エネルギー、環境浄化) 2-4
以上
1970 年 4月 〜 2022 年 7月
【社会貢献】
日本電子工業振興協会「在宅勤務調査委員会」委員長(コロナ禍で「テレワーク」実現)
日本機械工業連盟「国際競争力強化委員会」委員(「アルゼンチン・ブラジルの技術力調査」)
りそな財団・日刊工業新聞社「中小企業優秀技術・製品賞予備審査委員会」委員
日本ハワイ経済協議会「観光部会」委員(「ハワイ島八十八か所温泉巡りの提案」)
日本カナダ経済協議会「新事業部会」委員(「カナダの安い電力を超伝導タンカーで日本に輸入の提案」)
日本インド生産性会議委員(「日本の生産性」)
三菱・中国科学技術交流協定「巡回講演会」講師(北京、大連、上海、天津)2回
企業研究会「情報調査部会」副主査(「企業の調査企画部門のレベルアップ」)
企業研究会ニューマネジメントクラブ「アジアNIEs研究会」、「ベンチャー研究会」、
「ビジネス読書会」設立会長
通産省「エネルギー部会」委員
経済産業省「ベトナム交通部会」委員
科学技術振興機構(JST)コーディネータ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)シニアコーディネータ
日本国際協力機構(JAIDO)「ロシア先端技術調査団」団長
東京商工会議所「税制調査委員会」委員(「公平で脱税不能で低徴収費の「e税 (いいぜ― )」 制度の提案」)
かながわ県民「活動サポートセンター協議会」委員
NPO法人ICP鎌倉地域振興協会理事長(「鎌倉創作料理コンテストの提案」)
NPO法人産業技術活用センター「経営者メンタークラブ」メンター(「地中熱ベンチャーの支援」)
e-世論協会理事(「公正な世論を政治に反映」)
ミャンマー・サガ東京協会理事(「ミャンマー経済発展の支援」)
ふるさとテレビ顧問(「地方創生の支援」)

【著書・訳書】
『三菱電機「情報交換会」』日本能率協会
『調査の進め方』日本経済新聞社
『新製品開発のための情報分析ノウハウ』日本規格協会
『新製品開発のための電撃戦略』W.I.ザングウィル著、柳下和夫監訳、NTT出版
『R&D Management System in Japanese Industry』North Holland, Elsevier Science Publishing Co.
など53冊

【論 文】
「企業における技術予測」オペレーヨンズ・リサーチ
「海に近い砂漠に雨を降らす方法」水(文部省萌芽的研究)
「戦争なしに技術を進歩させる<世界技術大賞(仮称)>の提案」開発工学
「公平で脱税不能で低徴収費の「e税 (いいぜ― )」 制度の提案」開発工学
な多数

【講 演】
「新製品開発のための創造性開発」5日間合宿研修(三菱電機、パナソニック、韓国サムスン電子)
「市場ニーズ指向の新製品開発法」
など国内1,000回以上、海外100回以上。

■実績・得意
(1)原子力発電をしたくて三菱電機に入社したが、経済性に疑問を持ち「新エネルギー」の文献調査をした。さらにアメリカ・ヨーロッパ・ブラジルへ現地調査にも行った。それに私自身のアイデアを加えて中央研究所で講演したところ、それを聴きに来られた本社の顧問が「今の話を文章にして送って下さい」と言われたので送ると、後日「あれをサンシャイン計画にしておいたから」という連絡があった。この顧問は通産省のOBだった。私の発表の直前にオイルショックが起こったのである。こうして私の論文が「サンシャイン計画」になった。これが1974年から18年間に4,400億円の大国家プロジェクトになった。

(2)20人の優秀なスタッフを選抜して「ソフトサイエンスグループ」という社内シンクタンクを作り、14年間に700件の報告書を作成した。これらは有料で受注した。商品事業本部長から「エアコン・冷蔵庫用の圧縮機工場に30億円を投じて拡張工事をしたいが、もし電子冷凍が実現するとその投資が無駄になる。そこで、電子冷凍の実現時期の予測して欲しい」を依頼された。この調査で投資額の1%をもらい、この年の売上げは3億円にもなった。その後40年経つが、電子冷凍がエアコン・冷蔵庫用には使われていない。

(3)原子力技術者として10年間の回り道をして、1周遅れで新製品開発部門に移った。多くの研究者は「技術シーズ指向の新製品開発」を行なっている。そのような研究者と同じく、最先端技術を選び、多年にわたり多額の研究費を投じて論文を書き学位を取っても、企業が期待する新製品や新技術が生まれるとは限らない。たとえ新製品が生まれても、それが売れるとは限らない。そこで「市場ニーズ指向の新製品開発法」を考案した。市場ニーズを探すために全国の営業所に行き「三菱電機で作っていないものを買いに来た顧客を紹介して下さい」と頼んで回った。その結果野球場・競馬場や広告用の大型ディスプレーの「オーロラビジョン」が生まれた。これは8mx10mのサイズで10億円もする高額製品であるが、全世界で2,000台も売れた。東京都府中市の東京競馬場に納入した11mx66mのオーロラビジョンは32億円でギネスブックに載った。

(4)三菱電機で3人の創造性開発に関心が強い技術者がセミナーで創造性開発を勉強した。これを社内で広めようということになり、本社人事部の許可を得て「創造性開発通信教育講座」を開講した。1年がかりで6冊のテキストを書き、1冊ずつ自宅で独習させる。2か月に1回、東京・名古屋・神戸で100名ずつの受講者を集め、土日の2日間のスクーリングを行なった。独習結果のテストをした。質疑応答をし、社内の発明の達人や新製品開発成功者の経験談を聞かせた。独習では学び難いブレインストーミングのような集団技法を訓練した。1年間に6冊のテキストと6回のスクーリングで、オズボーンのブレインストーミング、川喜田二郎のKJ法、中山正和のNM法、市川亀久弥の等価変換理論などをマスターした300名のアイデアマンが誕生した。しかしいくら創造性開発技法を学んでも、使わなければ忘れるに違いない。そこで受講者に対するアフターサービスとして「情報交換会」を開設した。これは社内の職制では解決できなかった難問・奇問を集め、それを解決するアイデアを出す会である。この情報交換会を14年間に270回開催した。オーロラビジョン、超高層ビルの窓拭きロボット、テレビ工場にハトが侵入しない方法など、ほとんどの問題を解決した。いつも中央研究所で午後5時半から8時半まで残業手当もなしに30名くらいが出席する会が続いたのは、アイデアを考えることが楽しかったためだと思っている。

(5)日本大学大学院のビジネススクールで「ベンチャー起業論」を教えることになった。毎週土曜日の放課後に1,000万円の創業資金を懸けて「実践ベンチャー起業研究会」を開催した。ベンチャー・ビジネスの成功者・弁護士・公認会計士などの実務家の講義を15回行なった後、毎夏休みには「シリコンバレー研修旅行」を開催した。月~金の5日間に午前1社、午後2社のベンチャーを訪問し、1社で100問の質問をし、帰国後報告会を開くのである。かくして私が指導した350名の学生から77名の社長が誕生した。

(5)30年も続いている日本の不況で、かつては「ジャパン・アズNo.1」と世界の称賛を集めた日本の凋落ぶりは、かつての企業戦士だったわれわれ世代には、なんとも歯がゆいものである。そこで「日本と世界の22世紀までの持続可能性を研究する22世紀学会」を設立した。毎月2名の講師を招いて研究会を開催している。コロナでオンライン研究会に切り替えたりしつつ138回も続いている。国連のSDGsよりも先に持続可能性の研究を始めたので、方向性は正しかったと自負している。私も「東京発明大学校」、「世界平和大学」、「砂漠緑化大学」設立構想を発表した。

■自己PRポイント
日本には天才がいないので、アメリカのGAFAMのような独創的なベンチャーが生まれにくい。しかし100年企業や200年企業は世界最多である。ブレインストーミングで衆知を集め、クラウドファンディングで資金を集め、人脈で技術を集めたら、まだまだ日本は成長できると思われる。我々高齢者もゲートボールなどで楽しむのもよいが、若い世代に経験や知恵を伝授し、若い世代から最先端技術を学べば“温故知新”で強靭な国力を復活できるに違いない。せめて1,000兆円の国債を償還して、孫たちに借金を残したままでおさらばしたくはない。高齢者も働くことに生きがいを見つけられれば、認知症にならずに100歳まで生涯現役を楽しめるだろう。
私のモットーは「ピンピン コロリで80よりも、バリバリ バタンで100歳まで」である
1.柳下和夫@メンター歴10年
NPO法人産業技術活用センター経営者メンターの会

柳下和夫@新製品開発歴20年
柳下和夫@ライティング歴30年
柳下和夫@翻訳歴30年
柳下和夫@講演歴40年
柳下和夫@ベンチャー起業支援歴7年
柳下和夫@コンサルティング歴14年
柳下和夫@研究開発歴24年
柳下和夫@学会運営歴40年
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