エラーメッセージこそ現場の手がかり
エラーメッセージ見てますか?
プログラムの開発中や、運用中のサービスで何かのエラーや問題が発生したとき、焦ってやみくもにソースコードを書き換えたりしてませんか?何度も try and error を繰返して時間を浪費していませんか?そういうときこそ、エラーメッセージ をしっかりと見てくださいね。
何かトラブルが発生したときこそ、落ち着いて現場を知ることが肝要です。我々開発者にとっては、ソフトウェアの中が現場です。そして、エラーメッセージ こそが現場の手がかりの宝庫です。
なぜエラーメッセージが無視されるのか?
エラーメッセージにはっきりと原因が示されているのに、焦って悩んでいる人が私の周りにも何人もいました。こういうことが起こる原因として一番多いのは、次の3つが多いのではないでしょうか?
- 自分で勝手な解釈をしてそれに凝り固まってる
- 英語だからとりあえずパス!
- そもそもエラーメッセージと思ってない
1つ目は中堅の開発者でも結構ありますよね。過去の経験からの推測に時間を費やしてした挙げく、結局エラーログをよく見るとヒントがあってがっくり・・・みたいな。2つ目は新人エンジニアに多い気がします。英語でも、ググったらすぐ分かるのに・・・。3番目もエラーメッセージの見方がまだ良くわかってない新人に多いですね。
エラーメッセージは開発者自身を守ってくれる
エラーメッセージは問題が発生したときの現場の手がかりとなります。逆に言うと、エラーが発生したときには、発生した事象を正確に伝えるメッセージをエラーログとしてきちんと残す必要があるということです。これは開発者自身の仕事です。良いエラーメッセージは未来の自分や仲間を助けてくれます。
まとめ
- エラーメッセージは手がかりの宝庫です
- なのでしっかりとまずはエラーメッセージを見ましょう
- 将来の自分もしくは誰かを守るためにきちんとエラーメッセージを残しましょう
スタックトレースもスルーされがちですよね。
そんな人は、バグ票を書いてみると良いかもしれません。
バグ票には「何が起きたか」を明記するはずなので。
#まぁ、「何が起きたか」を書き忘れてるバグ票も多いですけど…。