以下の記事が目に留まりました。

スタートアップが鍵:人口5000万人に減っても2倍豊かな「日本4.0」を作る
https://coralcap.co/2023/11/japan4-0/

この記事では「人口減少=マイナス成長」ではないし、貧しくなるわけでもない、ということを主張したいと思います。

おっ、なんか面白そうですね。

むしろ人口規模は小さくても、50年後の日本は現在の日本より2倍ほど豊かな国へと変わっているのではないかということ、その鍵の1つがスタートアップであり、そうした企業群を率いる起業家やリーダーたちであると論じたいと思います。

このようなくだりを目にした、新規事業君、新規事業さんには、スタートアップのところを自分たちに置き換えてみていただくことをおすすめします。

経済成長をもたらすのはイノベーションや新しい技術の導入、生産様式の変更による効率化であり、生産性の向上です。

このことは覚えておきたいですね。

今より半分に減った人口で500兆円のGDP規模が維持できたら、日本人は2倍ほど豊かになるわけです。今後も技術革新は進みますし、20年前に受容が始まっているべきだったデジタル技術を適用していくことだけでも、経済成長の余地は大いにあるわけです。

そうか!そうなんだ!

戦後の日本3.0への移行期には産業構造が大きく変化して、全産業に対する農業従事者の割合は1950年から2000年の間に45.4%から4.5%にまで下落しています。いまから始まる日本4.0への移行では、伝統企業からスタートアップやデジタル系事業への労働力の移動という形で同様の生産性向上の効果をもたらすのではないでしょうか。

ならば、効果をもたらす側になってやろうというマインドセットを持ちたいものです。

日本4.0で起こるのはデジタル革命のキャッチアップですが、今回も一旦やるべきだと見定めたら仕事は速く、日本人は複雑精緻なものを作っていけると思います。

このことに対する自信を喪失....を通り越して、忘れてしまっているように思いますが、今一度、思い出したいですね。

日本人の適性が輝くのは、何を作るべきかが分かっているときです。これは歴史や地理的な巡り合わせだけではなく、遺伝子レベルでの民族性に根ざしているように思われます。

新規事業君、新規事業さん、新規事業おじさんは何を作るべきががわかるところに持っていくことが社会的使命ではないかと思えてきました。

このあと、なぜ、スタートアップなのか?スタートアップならではとは?が詳細に本文で語られています。
興味の湧いた方は、ぜひ、お読みいただければと思います。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください