新規事業おじさんのつぶやき Vol.330 世代ごとに新規事業を取り入れる山翠舎 「失敗しない確率」を上げて機動力を後押し
(本稿は2024年に投稿したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
世代ごとに新規事業を取り入れる山翠舎 「失敗しない確率」を上げて機動力を後押し【株式会社山翠舎(長野県長野市)】
https://j-net21.smrj.go.jp/special/innovation/20240112.html
>三代目・浩明氏はというと、建築とはまったく違う道を歩んでいた。「父から後を継いでほしいと言われたことは、一度もない」といい、大学時代は経営工学科で環境問題に関する研究にいそしみ、卒業後はソフトバンク社で営業として手腕を振るった。社長賞を獲るほどに活躍していた浩明氏だが、「ここでがんばってもしょせん先が見えている」と考えるようになったという。
三代目は異業種から来たトップということなのですね。
>こんなに魅力のある建材なのに、「みんな古材なんてほしくないんだ?」と気落ちすることもあったというが、事業を振り返ってみると「ターゲッティングが甘かった」ことに気づく。そこで2009年、自社でショールームを展開し、こちらから建築デザインのアイデアごと売り込むことにした。長野にはそれほどマーケットがないため、東京の拠点を中心に飲食店にターゲットをしぼり、プレゼンテーションもより具体的になった。
「ターゲティングが甘かった」とふりかえられることに感銘を受けます。
>「事業を開始するにあたって重要視するのは“失敗しない確率”なんです」と浩明氏。つまりポテンシャルの高さを意味するが、浩明氏には明確にその判断基準がある。「銀行がお金を貸してくれることと、自治体などの補助金の対象になるか、ですね」。どちらも融資(補助)するに値するとお墨付きをもらったようなものゆえ、自信をもって突き進んでいけるというわけだ。
こういう視点があるんだ!と気づかされました。
>実践しているのは、大学で学んだビジネス戦略のひとつ、「ランチェスターの法則」。誰もがやっている正攻法ではなく、ニッチな独自のやりかたでブランディングをするというアイデアで、ここに浩明氏の古材への愛がさく裂する。まず、「古材」と呼ぶのをやめ、徹底して「古木」という言葉を使うようにした(※のちに『古木/KOBOKU™』を同社で商標登録)。単なる廃材の再利用ではなくて、古木は価値の高い資材のひとつなのだ。
「古材」と呼ぶのをやめ、徹底して「古木」という言葉を使うようになったとあります。様々なことが凝縮されて、ようやく出てきたものなのだろうと思わされます。
この他にも、本文全体を通して読んでみると、いろいろな気づきがあるはずです。

