ポモドーロ・テクニックで全集中!
プログラミングの勉強や仕事をする上では、集中力が大変重要になります。長時間集中して勉強や仕事をするのは難しいので、25分集中して5分休憩するというサイクルを回すポモドーロテクニックを今日は紹介しようと思います。
内容ややり方、おすすめのサービス等をまとめていますので、是非最後まで読んでみてください。
ポモドーロテクニックとは
ポモドーロというのは、イタリア語でトマトを意味します。これはこのポモドーロテクニックを開発したイタリアのフランシスコ・シリロさんがトマト型のキッチンタイマーを使っていたのでこの名前が使われています。
やり方は簡単で、25分間でやるべきタスクをまずは決めて、それに向けて25分間のタイマーをかけて集中し、終わったら5分の休憩をする、というだけです。この1つのサイクルのことを1ポモドーロと呼びます。
1日にやる勉強や仕事を25分ごとのタスクに分けて、それを1ポモドーロずつ実践していくことになります。タスク分けをするのに1ポモドーロを使うのもいいと思います。
ポモドーロテクニックのおすすめサービス
ポモドーロテクニックで調べるとアドオンやアプリはたくさん見つかりますし、自分でキッチンタイマーを用意してもいいのですが、最近は下記で紹介されているサービスを利用しています。
https://zenn.dev/imaginelab/articles/eb5b19db6f9b0b
こちらのサービスでは、1人で作業するのではなく複数人で今日のポモドーロ数を決め、他の方の作業には良いねをすることでまるで複数人でタスクをこなしているような感覚で作業が出来ます。僕は「かばちゃんた」というユーザー名で平日は作業しているので、もし良ければ一緒にタスクをこなしていきましょう!
休憩には何をするか
25分で終わるタスクを分けて、集中するということが大事なだけではなく、きちんと5分の休憩を取るのも大事です。その休憩では、なるべく自分にとってご褒美になることをすると良いです。1ポモドーロ毎に5分間のYoutube動画を観るなどして、次のポモドーロに向けての気分転換ができますし、また休憩でやることを楽しみに25分は作業に集中できるようになります。
例えば10ポモドーロを1日にする場合には、50分の休憩は確保できるわけですから、1時間くらいの休憩で漫画を読むなど趣味を楽しむことができ、その間に勉強や仕事は進んでいるので、負担をあまり感じなくても成果を出すことが可能です。
仕事は細分化することで進めやすくなる
例えば掲示板を作ろう、と思った時には、いきなり始めるのではなく、必要な機能を洗い出してタスク化することで作業が進めやすくなります。
- 文章を入力できる
- 文章を表示出来る
- 文章を編集出来る
- 文章をDBに保存出来る...
といったようにタスク分けしていくことで、何をしないと行けないかが明確になります。
さらに各タスク毎に何ポモドーロでできるかを予想することで、いつ頃終わるのかを予測することができます。この予想は仮で大丈夫なので、まずは予想をしていきましょう。いずれ25分でどれくらい作業できるのかは感覚で掴むことができます。
仕事の場合には、1つの作業をする際に、「調べる・整理する・作業する」でそれぞれ最低でも1ポモドーロずつ作業を進めると、それ以降の作業がやりやすくなるのでおすすめです。
人間は1度に1つのことしかできない
仕事中はどうしてもタスクが山積みになってしまう時もありますが、人間は1度に1つのことしかできません。なので、1つの仕事に集中する、という作業を繰り返して、結果としてたくさんの成果を出さないと行けません。特にプログラマーなどのクリエイティブな仕事は、1つ1つに集中して取り組まないと成果が出ないので、いかに集中力が高い状態を持続するか、がカギとなります。あれこれ考えて不安にならないで済むように、タスクを洗い出して、各作業に何ポモドーロかかるかを算出してしまえすれば、あとはただ1つの作業に25分間集中するだけでよくなります。
仕事はスケジュールが取られている分だけかかる
タスクを細分化するメリットには、仕事をきちんと終わらせるということも含まれています。パーキンソンの法則というのがあるのですが、 これは、仕事はスケジュールが取られている分だけかかってしまうという法則です。まるで本棚がいっぱいになるまで本が溜まっていくように、仕事はスケジュールが埋まるまで膨らんでいきます(本来は早く終わる場合にも)。これは時間に対する人間の感覚が曖昧だから起こる現象です。10日後に終わらせる仕事というのは、なぜか最初はやる気がなかったり進まなかったりするというのは誰しも経験があることだと思います。
10日で出来る作業量はわからなくてでも、25分で出来る作業量は分かりますから、タスクわけをすることで正確な工数を把握することができます。1時間経った後に遅れているのか、進んでいるのかも容易に把握することができます。次にやることや、調べないと行けないことも明確になりますから、確実に成果を出すことができます。
やる気が出ない時は、1ポモドーロだけ回す
勉強や仕事にやる気が出ないという時には、とにかく1ポモドーロだけ回すというのが有効です。そこでは実際に何か作業をするよりも、今日はどこまでやろうかを考えたり、残タスクを確認したり、今の状況を整理するために使います。余裕があれば、今日やることが何ポモドーロかかるかを計算しましょう。
ここまでやればきっと次のポモドーロも回したくなるはずなのですが、もしもやる気にならなかった場合には、しばらく休憩をすれば良いと思います。予定はすでに作っているので、やらなかったらどれくらい遅れるかや、最悪いつまでには始めないと行けないか、は明確になっているので、それまで休憩しましょう。どうせ休憩するなら、とことん休憩をした方がいいですし、できれば休憩用のポモドーロも作りましょう笑
NEXT KNOWLEDGE's HINT
次のナレッジ記事では、「暗記力」が必要ないということを書いています。人間は忘れる動物であり、仕事をする上で暗記しなくても全く問題ないということを書いていますので、お時間の許す方はぜひ次の記事も読んでみてください♪
効率化のノウハウはプログラマーが知っている
今回紹介したポモドーロテクニックは、僕が先輩エンジニアの方に教えていただいて以来、ずっと愛用している方法なのですが、その他にもエンジニアは効率化に役立つ知識がたくさんあります。それらの知識は本屋ブログ、先輩から教えていただいたものなのですが、どれもすぐに活用出来るものばかりです。
こういったノウハウについては知っているものすべて提供しようと思っていますので、興味がある方は月額1000円で質問し放題の僕のプランを是非利用してください^^
※ちなみにこの見出しは「最速の仕事術はプログラマーが知っている」という本のタイトルをパクりました笑
ここまで読んでいただきありがとうございました。