AWS Amplify Studioに関連して、今日はローコード(LowCode)とノーコード(NoCode)ツールについて紹介です。
違いやメリ/デメについての説明は以下のサイトがわかりやすかったので譲ります。
https://bolt-dev.net/posts/234

最近だと、Web界隈だとSTUDIOを使ってWebサイトを作る人が多い印象です。
特にITリテラシーの高いスタートアップの創業者が一人で作り上げてしまう印象があります。
https://studio.design/ja

STUDIOはWebサイトを構築するサービスですが、他にはYappli(ヤプリ)というサービスもあり、
Yappliはノーコードでスマホアプリを作成します。
現状、価格が高額であるため、個人ユーザーやスタートアップには手が出しにくい印象ですが、
スマホアプリもノーコードで作れる時代になってきています。

また、最近"STUDIO職人"なる職種(といっていいのかな?)が出てきています。
STUDIOはノーコードでWebサイトのバックエンドまでを完成させてしまえるサービスなので、
STUDIO自体の使い方を極めれば「一定のクオリティを担保しつつ、少コストで多くの仕事に対応する」という戦略を取るという方です。
(もちろんSTUDIOにロックインされてしまうリスクと表裏一体です)

盛り上がりを見せているローコード / ノーコードツールですが、
私がAWS Amplify Studioを試してみるに至った経緯も併せて紹介します。

最近本業の方でも新しくサイト or アプリを立ち上げようとしているのですが、
チームの構成は、デザイナー不在、Railsエンジニア2名 + 私という構成です。
そのため、UIデザインを考え、マークアップをしていく役割の方がいません。

「早くリリースしたい」+「デザイナー」不在という問題を解消するためにローコード / ノーコードツールに着目し、検証を進めているという流れです。
ただ、ツールを導入するにしても、

  • ツールにロックインされるリスク
  • 自由度の上下
  • どんな組織にして、サービスを開発していきたいか
  • ツールを使える人がいるかどうかの採用の環境
  • ツールが成熟しているか、ドキュメントやサポートは充実しているか
  • 後戻りや移行(Export/Import)ができるか

などなど、"組織で使う技術選定"の場合は、表面上の問題の解決と共に長期的にどこまでそのツールと付き合っていくかを考える必要が出てきます。
影響の範囲が個人であればスイッチングコストが低いので、極論何を選んでも問題ないのですが、
組織かつ今後システムの規模を大きくしたいといった状況だと、より長期目線で考えなければならない。メリデメを理解して用途によって使い分ける。
といったことが重要になります。