自分用のプログラムを書く

ある程度プログラミングの基礎を学んだら、何か、自分用のプログラムを作ってみたらいかがでしょうか。勉強のためにプログラムを書くのではなく、実際に自分の役に立つプログラムを書くのです。

使うのが自分であれば、好きなように仕様を決めることができるし、多少見た目が悪かったり使いにくかったりしても割り切ることができます。実際に役に立つプログラムなら、バグを直したり機能アップするモチベーションも維持しやすいでしょう。

CLIツール

そこでオススメしたいのが、CLIツールです。CLIツールというのは、コマンドライン(ターミナルやコマンドプロンプト)から実行するプログラムのことです。Webアプリやスマホアプリに比べると地味ですが、小ぶりなので全体を把握しやすいし、環境構築のハードルも低めです。何より、比較的早く実用レベルへ到達できます。

サンプル

というわけで、CLIツールを作るときに必要になりそうな基本機能を盛り込んだサンプルプログラムを作ってみました。言語はphpで、OSはWindowsです。主な技術的ポイントは:

  • csvファイルを読み書きする
  • Excelファイルを読み書きする
  • PDFファイルを生成する
  • Webページを読み込んでスクレイピングする
  • Web APIを利用する
  • 組み込みWebサーバを利用して簡易Webアプリを実現する
  • Webソケットを利用してブラウザへ情報をプッシュする

20時間くらいかかりましたが、コードは約900行です。それと外部ライブラリを5つ使います。オブジェクト指向は積極的には使っていません。

もし、ご興味があれば、ご連絡ください。