はじめにズバリ言います。

『完璧主義では仕事がうまくいきません』

なぜなら、完璧主義者はやり直しに弱いからです。

仕事というのは必ずやり直しになります。
最初から狙い通りにいくことは、ほとんどありません。

自分1人でやっている趣味なら、いくらでも時間をかけて自分が満足できるまでやっても良いと思います。

しかし、仕事はクライアントがいてどうせやり直しになるので、細かいことはさておき、まずは全体像を描いてしまったほうが効率的です。

こちらのnoteにも書いたのですが、どんなにがんばって100%のものを作ろうとしてもあとから振り返ると100%ではなく、80%や70%のものに見えてくるものです。
(ほとんどの場合、他人から見ると60%くらいのものなのですが)

最初から100%の仕事をしようとしても、ほぼ間違いなくムダな努力になってしまうのです。

もちろん、クオリティを上げるために時間をかけることは間違っていないのですが、時間をかけ過ぎて納期ギリギリで人に見せることになったり、納期に間に合わなくなってしまったら本末転倒ですよね。

いつまでも細部にこだわって人に見せないでいると、フィードバックを受けられないので改良ができません。

ときには、クライアントからのフィードバックで「最初から作り直さないといけなくなる」こともあります。

なので、できるだけ早くプロトタイプ(試作品)を作り、クライアントに見せてフィードバックをもらい作り直していくほうが効率的ですし仕事が早いのです。

仕事では「一発でうまくいく」ことはなく、「いかに早くやり直すか」が重要になってきます。

「趣味」でやっているのか、「仕事」としてやっているのかを考えてみましょう。