はじめに

「自分にエンジニアなんて無理かも」と感じる瞬間、誰にでもあります。

私もメンタリングで、未経験から学習を始めた方から「動いたら次の課題でまた詰まって、永遠に追いつかない感覚がある」と聞くことが多いです。これは才能や努力の問題というより、学習者が"前に詰まったポイント"を仕組みとして残せていない ことが原因です。

今日は、Claude Code を使って「自分専用ルールを育てる学び方」をご紹介します。これは未経験から始める方にこそ効きます。


なぜ「同じ詰まり方」を繰り返してしまうのか

学習中、似たような場面で何度も同じミスをした経験はありませんか?

  • 型エラーを見るとパニックになって、コードを変える前に AI に丸投げする
  • 非同期処理で await を忘れて、何度も同じデバッグをしている
  • 変数名で「data / result / temp」をついつい使ってしまう

これは記憶力の問題ではなく、「自分の弱点が記録されていない」 から起きます。
学校の勉強なら「間違えたノート」を作りますが、プログラミング学習でこれをやっている方は意外に少ないです。


Claude Code が「あなた専用の家庭教師」になる仕組み

Claude Code には CLAUDE.md というルールファイルがあります。リポジトリの一番上に置くと、AI が会話のたびに最初に読みます。

ここに 「自分の弱点」「やらないでほしいこと」「説明してほしい順序」 を書いておくと、AI がそのルールを毎回守ろうとします。

つまり CLAUDE.md は、学習者の代わりに弱点を覚えてくれるノート です。


学習者向け CLAUDE.md の作り方(5つのブロック)

1. AIへの口調指定

## 学習中の振る舞い
- コード変更時、必ず「なぜこの設計にしたか」を3行以内で説明する
- 用語が出たら初出のとき「(〇〇とは△△)」と1行で注記する

2. やらないでほしいこと

## NGリスト
- any 型の使用
- try/catch で例外を握り潰す
- data / result / temp という変数名

3. 自分の弱点プロファイル

## 苦手なところ
- 非同期処理(Promise / async)が苦手 → 出てきたら必ず説明する
- 型エラーで先にコードを変えがち → 先に「型はどうあるべきか」を聞いてから直す

4. セッション終了の儀式

## 終わるときにやってほしいこと
- 今日学んだ概念を3つ挙げる
- 来週の自分が忘れそうな点を1つメモする

5. 失敗ログ(毎週金曜に追記)

## 失敗ログ
- 2026-05-02: Tailwind の余白を全部 px で書いていた → gap-* / p-* / m-* で書く
- 2026-05-08: API レスポンスを as User キャストしていた → zod で検証する

運用のコツ

  • 最初は20行以内 から始める(盛り込みすぎると AI が読みきれない)
  • 追記タイミングを固定(毎週金曜の夜だけ追記、など)
  • 不要になったルールは削る(卒業証として)

CLAUDE.md は 「自分専用の家庭教師の引き継ぎノート」です。3ヶ月続けると、AI から返ってくる答えがじわじわ変わります。


おわりに

「無理かも」と感じる瞬間は、努力不足ではなく 学習を最適化する仕組みが整っていない だけのことが多いです。AI に自分の弱点を覚えさせる仕組みを作ることで、3ヶ月後の自分は別人になります。

教材『AIと学ぶプログラミング入門(未経験OK)』では、各セッションごとに CLAUDE.md を成長させていくカリキュラム を組み込んでいます。受講者の方からも「自分の弱点が言語化されて、安心して進められた」とフィードバックをもらっています。


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