AIが書いたコードが動かない…そこで止まらないで。こう聞けば直る3パターン
「AIに頼んで書いてもらったコードが、動かない…」
プログラミングを学び始めて、いちばん心が折れそうになる瞬間かもしれません。でも、ここで止まらないでください。動かないコードは、あなたが失敗したサインではありません。AIに"直して"もらうチャンスです。そして、AIにうまく直してもらうには、ちょっとした聞き方のコツがあります。今日はその具体的な聞き方を、実際のプロンプト文面つきでお渡しします。
動かないときの聞き方、3パターン
- エラーが出たとき → エラー文を全文そのまま貼る+「何をしたら出たか」を添える
- エラーは出ないけど思った通りに動かないとき → 「期待した動き」と「実際の動き」を並べて伝える
- 原因が全然わからないとき → 一気に直そうとせず「まず原因の見当だけ、初心者にもわかる言葉で教えて」と段階を踏む
今日は、いちばん出番の多い①をじっくり深掘りします。
①エラー文は"要約せず全文"貼る
いちばんやりがちなのが、これです。
❌ 悪い聞き方:「エラーが出て動きません。直してください」
これだとAIも「たぶんこの辺が原因かな」と推測で答えるしかなく、見当違いの修正が返ってきがちです。エラー文の中には、どのファイルの・何行目で・何が起きているかが、ぜんぶ書いてあります。それを消して渡すのは、お医者さんに「なんか痛いです」とだけ言うようなもの。どこが痛いのか分からなければ、名医でも正しく診断できませんよね。
✅ 良い聞き方:
下のエラーが出ました。原因と直し方を、初心者向けの言葉で教えてください。
・やったこと:〇〇のボタンを押した
・期待した動き:一覧画面に戻りたかった
(ここにエラー文を、1文字も削らずそのまま貼る)
なぜ効くのかというと、AIはエラー文に書かれた型名・行番号・ファイル名を手がかりに、原因をピンポイントで特定できるからです。素材(エラー文)をそのまま渡す——これが、最短で直してもらう一番のコツです。エラーが赤い文字でたくさん出ていても、怖がらずに全部コピーして貼ってしまいましょう。長いほど、AIにとってはヒントが多いということです。
②エラーは出ないのに変なとき
エラーは出ないのに「なんか思った通りに動かない」ことも、よくあります。このときは、次の2つを並べて伝えるのがコツです。
✅ 良い聞き方:
「期待した動き」ボタンを押したら合計金額が増える/「実際の動き」金額が0のまま変わらない。この差が出る原因を教えてください。
「期待」と「実際」のズレを言葉にするだけで、AIは何を直せばいいかを一気に絞り込めます。
③わからないときは、一気に直そうとしない
原因がまったく見当もつかないときは、いきなり「全部直して」とお願いしないのがコツです。まず「原因の見当だけ、初心者にもわかる言葉で教えて」と一段だけ聞く。そうすると自分でも状況を理解できて、次の質問がぐっと的確になります。焦って一度に解決しようとするより、階段を一段ずつ上るほうが、結局は速く直ります。
初心者がやりがちな3つの落とし穴
- エラー文を「要約」して渡す → 大事な手がかりが落ちる
- 複数の不具合を一度に投げる → 原因が混ざって迷子になる
- 専門用語に言い換えようとする → かえって正確さが失われる
難しく言い換えようとしなくて大丈夫。見たままを、そのままコピペする。たったこれだけで、AIの回答は驚くほど的確になります。
動かないのは、あなたのせいではありません。聞き方さえ知っていれば、AIはちゃんと直してくれます。止まらずに、次の一歩へ進んでいきましょう。
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